■1位・アカレンジャーに「すべての原点」

 第1位に選ばれたのは、1975年放送の記念すべき1作目である『秘密戦隊ゴレンジャー』のアカレンジャー。10.3%の得票率を集めた。

 変身ヒーロー作品に「戦隊」の要素を取り入れ、今では一般的となっているヒーロー5人の構図をはじめに作り出した作品。また、スーパー戦隊シリーズの中で唯一2年にわたって放送された作品でもある。

 アカレンジャーのスーツは胸元に黄色の「V」のラインの意匠がこらされており(ほかメンバーは一本ずつラインが増えている)、ひたいにも「1」の番号が書かれている。背中には赤いマントもついており、以降のヒーロー戦隊のプロトタイプのようなデザインだといえそうだ。

 選んだ人からは「すべての原点だと思う」(42歳・男性)、「今見ると、スタイリッシュとはいえないところも愛着がある」(49歳・男性)、「『ゼンカイジャー』を見てアカレンジャーを知った」(17歳・男性)というコメントが寄せられた。特に30代後半から40代の票を多く集めていた。

 今回、3月6日からスタートしたシリーズ最新作『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』は4位という結果になった。また、やはり回答者が放送当時にリアルタイムで見ていたものが印象深いのか、「見た目がかっこいい」と思うものも、かなりばらけるという結果になった。

 なお、4月29日から期間限定上映される『機界戦隊ゼンカイジャーVSキラメイジャーVSセンパイジャー』には『海賊戦隊ゴーカイジャー』以降のレッドヒーローが登場する。懐かしい大好きなキャラクターにまた会える!

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