Netflixでアニメ化! 萩原一至の『BASTARD!! 暗黒の破壊神』中二心くすぐる“呪文詠唱”から“鈴木土下座ェ門騒動”まで、当時夢中になった要素を振り返るの画像
Netflixでアニメ化! 萩原一至の『BASTARD!! 暗黒の破壊神』中二心くすぐる“呪文詠唱”から“鈴木土下座ェ門騒動”まで、当時夢中になった要素を振り返るの画像

 2月3日、『BASTARD!! -暗黒の破壊神-』(以下、『BASTARD!!』)がNetflixにて2022年夏にシリーズアニメ化されることが発表されました。2月10日に行われたインターネットの生放送によって新たなPVや追加情報も公開されると、映像を見たファンの間でさらに期待が高まっています。

『BASTARD!!』は1988年に『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて連載が開始された、萩原一至氏によるダークファンタジーコミック。前年の1987年には読み切りとして第1話に当たる『WIZARD!! ~爆炎の征服者~』が掲載されています。

 いわゆる“剣と魔法のファンタジー”な世界観の中にあって、主人公が剣士ではなく魔法使いというのは当時なかなか珍しく、さらにその性格が自らの欲望に忠実なうえに、傍若無人で横暴で破天荒……あとナルシスト風味で超がつくほどの女好き。あらためて紹介すると属性多すぎな、とにかく型破りな主人公ダーク・シュナイダーは、一瞬で読者の注目を集めました。

 さらに、ひと目でわかる萩原一至氏の緻密で美麗な作画もあいまって、人気コミックの道を駆け上がっていくことになります。

 実はこの『BASTARD!!』は、テーブルトークRPGで有名な『ダンジョンズ&ドラゴンズ』(以下、『D&D』)に影響を受けていることもあり、連載開始時には『D&D』の基本ルールセット(通称・赤箱)が読者プレゼントされたことも。

 また、登場人物の1人であるアビゲイルが、当時あまり一般的に使われていなかった「クレリック(僧侶)」というキャラクタークラスだったのも、『D&D』の影響だと思われます。

 ちなみに『D&D』がモチーフの1つになっている点については、後にとある騒動を巻き起こすことになるのですが、それは記事後半にて。

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