『魁!!男塾』いくつ知ってる? 男塾塾長・江田島平八の伝説3選「産声で柿の実を全て落とした」『天下無双 江田島平八伝』で明かされた豪快エピソードの画像
画像はジャンプコミックスデラックス『天下無双 江田島平八伝』第1巻(集英社)

 宮下あきら氏による、累計発行部数2700万部を超える格闘アクションマンガの金字塔『魁!!男塾』(集英社)。行き場をなくした全国の不良少年たちを集め、超過激なスパルタ教育を施すことで一人前の“漢”に育て上げる「男塾」を舞台に、そこに身を置く塾生たちの友情や死闘を描いた物語で、連載終了から30年以上たった今でも多くの読者に愛されている。

『魁!!男塾』といえば、型破りなバトル展開はもちろんのこと、何があっても曲がることは許されない「直進行軍」や、不屈の根性を試すために強いられる文字通りの「油風呂」など、どぎもを抜かれる「男塾」名物行事を思い浮かべる人も多いことだろう。そんなトンデモ行事を始めとする「男塾」そのものを作り出した漢こそが、男塾塾長・江田島平八だ。

「わしが男塾塾長、江田島平八である!」のひと言で校内中のガラスを割ったり、その場を丸く収めるなど、肉体的にも精神的にも圧倒的な強さを誇る塾長だが、彼の半生を描いた『天下無双 江田島平八伝』(集英社)をご存知だろうか?

 同作は2010年まで『オースーパージャンプ』で連載された宮下氏による『魁!!男塾』のスピンオフ作品で、塾長・江田島平八を主人公に、出生の秘密から、悪ガキ時代、そして太平洋戦争をめぐって数々の陰謀へと立ち向かう過酷な青年時代までがコミックス全10巻で描かれている。……その内容はまさに大スペクタクル大河ロマン! そこで今回は、そんな『天下無双 江田島平八伝』より、『魁!!男塾』では明かされなかった塾長の伝説を厳選してお届けしていきたい。

■生まれた瞬間から伝説

 昭和3年(1928年)、東京都の多摩地方に生まれた江田島平八。地方屈指の名家である江田島家の一人息子として生を受けた平八だが、出生時のエピソードも型破りだ。平八の産声は村中に響き渡るほどに大きく、さらにはその産声によって庭にある柿の実がすべて落ちるシーンが描かれている。さすが塾長は生まれた瞬間も桁違い。ちなみに平八という名は、日露戦争でバルチック艦隊を破った東郷平八郎の名にあやかってつけられた。

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