■激闘の果てにようやく1面クリア
十数回やられて操作にも慣れてきたところで、先に進むと赤い魔物が出てくる(レッドアリーマーという同シリーズおなじみの敵らしい)。滞空しているので攻撃が当てにくいだけでなく、不規則な動きに加えてフェイントまで交ぜてくる。
ダメージを受けた際に発生する無敵時間を利用して、どうにか強引に倒すことはできたが、奥の墓標にとまっていた鳥が突っこんできてやられた。
どうやらレッドアリーマーは中ボス的なポジションだったようで、墓場からつながる森林にはまだ続きがあった。昇降する白い幽霊みたいな敵をかいくぐり、鯉のぼりめいた茶褐色のモンスターはしゃがみ状態からの回避と攻撃でしのいだ。
砦のような場所にたどり着くと大男がいたが、武器が連射しやすいナイフだったおかげもあるのか、攻撃ボタン連打で一発撃破。次のステージに進むためのカギも手に入った。
こうして1面をクリアしたわけだが、すでに開始から1時間ほどプレイし、40回近く死んでいる。ガンシューティング系のアーケードゲームでは、プレイヤーから100円を1枚でも多くせしめるためなのか、連続して長く遊んでいると難易度が少しずつ上昇していくシステムも見受けられるが、アクションでありアーケード版の移植であるファミコン版『魔界村』にそのような要素はない。ただ単に難しいだけである。