■悪いやつをこらしめろ!伝説の大泥棒が世直しへ

 そして第1位(18.0%)となったのは、1986年7月にコナミから発売された『がんばれゴエモン!からくり道中』だ。「がんばれゴエモン」シリーズの原点で、他ハードへの移植やバーチャルコンソールでも配信されている。

『がんばれゴエモン!からくり道中』より

 実在した石川五右衛門(いしかわごえもん)は悪人から盗みを働き、庶民に配る義賊。本作の主人公・ゴエモンもその行動になぞらえて、悪大名をこらしめるストーリーだ。

 ファミコン版はセーブやパスワードもなく、クリアするためには全13ステージをノンストップでプレイする必要があり、なかなかクリアできなかった人も多いのではないだろうか。ちなみにクリア後には「秘密の暗号」が表示され、当時コナミが行っていたプレゼント企画に応募できた。

『がんばれゴエモン!からくり道中』より

 基本は横スクロールアクションで、アイテムを集めて各ステージのゴールを目指すシンプルなゲームデザイン。ゲーム終盤の難易度は高く、敵の量も増えて攻撃も苛烈になる。セーブやパスワードの難点を除いても、当時の子どもがクリアするのは簡単ではなかっただろう。

 アンケートでは「和ゲームといえばゴエモン」(40歳・男性)、「コナミが作った名作中の名作。BGMが和太鼓風だったり三味線っぽかったり、ノリがよくて好き」(44歳・男性)、「セーブ機能がなくて、毎回最初からなのがキツかった」(45歳・男性)という声が寄せられた。 

 惜しくも今回はTOP3外となったが、4位以下には『月風魔伝』や『忍者じゃじゃ丸くん』などファンの間で語り継がれる名作が並び、ムズゲーとして知られる『いっき』も7位にランクインとなった。現在でも和風世界観の人気は高く、話題の新作もたびたび登場しているが、原点に戻ってファミコン時代の和ゲームをプレイしてみるのも面白そうだ。

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