各世代で独創的なゲームハードを作り出し子どもたちを魅了してきた任天堂。1996年に発売された“ロクヨン”こと「NINTENDO64」が、6月23日で25周年を迎えた。
第5世代にあたるロクヨンは、スーパーファミコンの後継機にあたるハードで、ソフトの数は多くないものの名作が多い。複数のゲームを収録して小型化した「ファミコンミニ」や「スーファミミニ」に続いて、「ロクヨンミニ」がいつか発売されるのではないかと期待する声も任天堂ファンの間では少なくない。
そこで今回はロクヨン25周年を記念して、「もしロクヨンミニが発売されるなら、収録してほしいと思うタイトルは?」というアンケート調査を実施。当時遊んでいたという30代から40代の男性300名に、3作品ずつ収録希望タイトルを挙げてもらった。(アンケートサイト「ボイスノート」協力)
■シリーズの原点!バトルロイヤルゲームの金字塔
まず第3位、28.0%の人が3本中1本挙げたのは、1999年1月21日に発売された『ニンテンドウオールスター!大乱闘スマッシュブラザーズ』。現在も愛される人気シリーズの第1作目で、任天堂の人気キャラが勢ぞろいする格闘ゲームだ。
現在80体以上ものキャラが使用できるNintendo Switch用最新作『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』に比べると、登場キャラクターは少なく、任天堂のキャラクター12体のみ。しかし、最大4人で楽しめるバトルシステムは、すでに今作で確立。相手を吹っ飛ばしたときの爽快感にハマり、友人との対戦に熱くなったという人は多いはず。
リメイクはされていないが、Wiiのバーチャルコンソールで2009年に配信された。新しいハードが発売されるたびに新作も発売されているため、人気の高さがうかがい知れる。
今回のアンケートでも「友だちと遊んだ」と懐かしむコメントが多く、「あえてキャラの少ないスマブラで遊びたい」(37歳・男性)、「当時友人宅でやりまくった覚えがあります。キャラの少なさに驚きそう」(36歳・男性)、「コントローラーをみんなで持ち寄って大会を開いてました」(35歳・男性)、「シンプルながら奥が深いゲーム性。初代から完成されていた名作です」(40歳・男性)、「ネット対戦機能をつけて収録してほしい」(42歳・男性)といった声が寄せられた。