■御令嬢と御曹司が繰り広げる学園アクションコメディ！
続いて第２位（１５.０％）となったのは、『砂の城』『プライド』など各時代で名作を生んできた少女漫画家・一条ゆかり氏による漫画『有閑倶楽部』。同作は１９８１年から雑誌『りぼん』で連載を開始。『マーガレット』『コーラス』（すべて集英社）など掲載誌を変えながら長期で不定期連載を続ける一条氏の代表作だ。
名門聖プレジデント学園に通う超セレブ高校生、菊正宗清四郎・松竹梅魅録・美童グランマニエ・黄桜可憐・白鹿野梨子・剣菱悠理。生徒会を務める美男美女６人はいつしか学内で「有閑倶楽部」と呼ばれるように。ひとクセある面々がそれぞれの強みを活かし、恋愛からオカルトまで様々な事件に立ち向かう。
繊細でありながら華やかな絵柄、作り込まれた舞台設定、一話完結で読みやすいところも魅力で、豆知識になる小ネタが盛り込まれているのも面白い。
ＯＶＡのほか、１９８６年と２００７年の２度にわたってテレビドラマ化されている同作。日本テレビ系で放送された２００７年版テレビドラマでは、菊正宗清四郎を関ジャニ∞の横山裕、松竹梅魅録を元ＫＡＴ-ＴＵＮの赤西仁、美童グランマニエを元ＫＡＴ-ＴＵＮの田口淳之介が演じ、黄桜可憐を鈴木えみ、白鹿野梨子を香椎由宇、剣菱悠理を美波が熱演。ジャニーズのイケメン勢や女優たちによる華々しい絵面で、ドタバタ展開が繰り広げられた。
今回のアンケートでは「実写ドラマがとても好きだった」（５０代・女性）という意見のほか、「学園もののストーリーでテンポが良かった。」（５０代・女性）、「華やかな世界観が好き。豪華なアニメになるのでは！」（４０代・女性）、「一条ゆかりの絵は現代のアニメの絵柄にハマると思う」（４０代・女性）、「展開がドキドキで１話１話盛り上がりそう」（５０代・女性）などといった声が寄せられた。
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