白鳥麗子に有閑倶楽部! BANANA FISHだけじゃない「もう一度アニメで見たい80年代少女漫画」ランキングの画像
画像はKissコミックス『白鳥麗子でございます!』第1巻(講談社)
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 全国で緊急事態宣言が解除されたが、お花見自粛などまだまだ春のおでかけは難しい。引き続き、おうち時間を趣味で楽しむという人も多いのではないだろうか。

 テレビアニメでは、2018年に吉田秋生氏の漫画『BANANA FISH』がフジテレビ系「ノイタミナ」でアニメ化され人気を集め、今年4月からは高屋奈月氏の同名漫画を原作としたアニメ『フルーツバスケット』最終章が放送開始。今再び過去の名作少女漫画が注目されている。そこで今回は、当時の少女漫画を読んでいたという40代から50代の女性200名を対象に「もう一度アニメで見たい80年代の少女漫画」についてアンケート調査を実施。さまざまな名作に票が寄せられる中、多くの人に支持された上位3作品を紹介したい。(アンケートサイト「ボイスノート」協力)

■号泣必須!伝説の転生SF漫画

 全体の10.0%の票を集めて第3位となったのは、日渡早紀氏による漫画『ぼくの地球を守って』。通称「ぼくタマ」は、雑誌『花とゆめ』(白泉社)で1986年から1994年にかけて連載された作品で、共通する前世の記憶を持つ7人の物語を描いた転生ものSF漫画。

 少女漫画の域を超えた壮大なストーリーや世界観は、今なお多くの読者の心をつかんで離さない。連載時はオカルトブームが重なったこともあり、『ぼく地球(ぼくたま)』の設定から転生ブームが起きた。前世での壮絶な出来事を背景に、前世と現代で交錯する人間模様や恋愛に涙する読者も多い。複雑なSF設定や現代を生きる私たちへの問題提起も人気の理由。今回のアンケートでは「SF設定のストーリーがとてもおもしろかった」(50代・女性)、「泣ける名作です」(50代・女性)などの声が集まった。

 1993年にはPloduction I.G制作でOVA全6話がリリースされている。森川智之置鮎龍太郎山口勝平など豪華声優陣が声優を務め、主題歌は菅野よう子が担当。原作の半分程度に凝縮したストーリーや、伏線の未回収、原作と異なる展開であることから完全版のアニメを期待する声が多く、アンケートでも「最終話まで4シーズンぐらいでしっかり作ってほしいと思います」(50代・女性)という意見も寄せられた。

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