■仲間の名前に思わず脱力

 苦労して最初の仲間である「サマルトリアの王子」を仲間にしたとき、そのキャラクター名は「トンヌラ」。仲間の名前はいくつかの種類があるらしく、どうやら自分がローレシアの王子に命名した名前により、仲間の名前が決まるとのこと。

 この件はクラスメイトの間で話題になり、友だちのサマルトリアの王子は「アーサー」や「カイン」のようなカッコイイ名前だったのに対し、自分はなんとも間抜けな響きのある「トンヌラ」で、かなりガッカリしたことを思い出します。

 今のRPGなら仲間の名前は任意で変更できるのが普通ですが、ファミコンの『ドラクエII』は自動でついた名前でプレイするのが基本でした(仲間の名前を毎回変更する裏技もありましたが発売当時は知らなかった)。

 パーティメンバーとしてのサマルトリアの王子の印象は「器用貧乏」。剣と呪文の両方が使えるものの、とくに序盤は攻撃面ではあまり頼りにならず。敵の攻撃を受けてダメージを分散する役割と、ホイミやキアリーを活用する回復要員として使っていました。

 ですがプレイを続けて成長していくうちに彼もそれなりに強くなり、いつのまにか「トンヌラ」という名前もしっくり来るようになったので愛着って大事!

 それに「ムーンブルクの王女」も加わり、ついに3人パーティになるとフィールドで流れる曲が変化。個人的には1人or2人のときのフィールド曲『遥かなる旅路』の少し物悲しい雰囲気も好きですが、やはり3人の曲『果てしなき世界』を最初に聴いたときは感動しましたね。

 ちなみに最初からベホイミが使える即戦力のムーンブルクの王女。彼女の名前は「あきな」だったのですが、皆さんはどんな名前でしたか?

3人パーティになったときの感動は忘れられない
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