■勝敗をうやむやにする最終手段

 第2位(18%)に選ばれたのは「負けそうなときにリセットボタンを押す」。ようするにちゃぶ台をひっくり返してゲームの勝敗をなかったことにする、とんでもない行為のことだ。

 ファミコンやスーパーファミコンの本体は押しやすい位置にリセットボタンがあり、勝敗の行方が見えたときに劣勢の人がわざとリセットを押す行為が横行。また当時のファミコンは、本体に軽い衝撃を与えるだけでゲームがフリーズすることもあったので、わざとファミコン本体に手をぶつける卑怯なヤツもいた。

 そんな「負けそうなときのリセットボタン」を挙げた人からは「友達が泣きながらやってきて引いた」(39歳・男性)、「ふだん温厚なやつが、ウイイレで負けそうになるとやってくる」(48歳・男性)、「ファミコンの持ち主がやると文句も言いにくくて嫌だった」(49歳・男性)といったコメントが続出。

 また、中には「ごめん、これ俺がやってた……」(38歳・男性)と正直に罪(?)を白状する人もいた。

■ゲーム系の「バッドマナー」ナンバー1は…!?

 そして第1位(19.5%)に輝いたのは「借りパク」。いわゆる貸したゲームソフトを返さない行為のことで、子どもの頃はよくトラブルになっていた。

 なかなか返さないだけならまだしも、ときには「許可なく別の友達に又貸しされた」「貸したゲームソフトを勝手に売られた」なんていうヒドイ事例も実際に聞いたことがある。

 そんな「借りパク」を挙げた人からは「『たけしの挑戦状』を友人に貸したが、いまだに返って来ない」(34歳・男性)、「借りパクされたのが原因で疎遠になった友人がいる」(39歳・男性)、「ソフトを返さないことに言及すると、そいつに逆ギレされた」(32歳・男性)といったコメントが寄せられていた。

 6位以降も、ファミコン世代にとって“あるある”な事例が多く挙がった今回のランキング。あなたが一番イラっとするゲームに関するバッドマナーは、何位にランクインしていただろうか。

アンケートサイト「ボイスノート」調べ
https://www.voicenote.jp/

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