キャラクターがラジオ番組のMCをしているという「距離感」を掴むために

 

アオイ(CV石井孝英)
記念に受験したら常和歌学園男子部に受かってしまった1年生。はじめは「凡人の俺がアイドルになれるかも…?」と舞い上がっていたが、現実を見てすぐに挫折。将来は、裏方の仕事ができるように放送部に所属して、日々活動をしている。

Q.「アオハル⻘春ラジオ」 に声優としてでなく、キャラクターの役としてラジオ出演しましたが、いかがでしたか?

⽮野:現在、第1回と第2回が配信されていますが、“関係値を築けていない⼆⼈がやっているチグハグな固い感じのラジオ”というのを意識しました。⾔葉をきちんと⼤切に話すといった、僕⾃⾝がラジオを始めた頃のことをあらためて引き出さなければならなかったのが⼤変でした。それから、ラジオでキャラクターとして演じることが初めてでした!

⽯井:僕は、キャラクターとしてラジオをする経験が1回だけあります。その時も、テンポ感が普通のボイスドラマやアニメとは違い、⼆⼈でキャッチボールをする、キャラとしてマイクに声を乗せる、というアプローチの仕⽅が絶妙ですごく難しかったです。過去に経験していましたが、今回3年ぶりだったので、その時の知識を⽣かせることもなく、⽮野さんと⼆⼈でどうしようとあたふたしました(笑)。

⽮野:最初のディレクションが、キャラクターがラジオをしている、その「距離感」についてでした。本来はラジオの聞き⼿に声を届けますが、距離感は僕たち⼆⼈がマイク前で向き合ってやっているという特殊な環境。そこからのスタートだったので、とてもおもしろい経験でしたね。1回⽬が終わって2回⽬では、距離の縮まり⽅や、ラジオに対して「慣れてきた感」がより感じられる仕様になっていると思います。テンポ感もより「⽣」っぽくするなど⼯夫しました。
普通はキャラの個性に寄り添うものですが、今回は、ラジオの経験値のある僕らのほうがキャラに寄せる感じがありました。とてもハイブリッドな経験だったので、ぜひ1回⽬も2回⽬もこれからの3回⽬も、その違いを楽しんでほしいです。

 

Q.10/30(⽇)の定期公演「ノヴァ」は⼆⼈も出演されるそうですが、どんな内容になるのでしょうか?

⽯井:今まではSTAr(s)! の3⼈を主軸に展開していましたが、その流れを汲んで今回も内容としては、本編のストーリーライブから朗読劇をして、アオハルとして初披露となる新アイドル楽曲「初恋プレリュード」を披露することになると思います。この曲は鏑⽊シュウプロデュースの楽曲で、⾐装も全く同じものを僕らが着て披露します!

 

ハルキ(CV矢野奨吾)
一度、常和歌学園男子部を受験するも不合格に。しかし、『柊虎』の鏑木シュウ主催のオーディションで優勝、その副賞として常和歌学園男子部に転入してきた。とある人物を見返したくアイドルを志した。放送部に所属している。

Q.新アイドル楽曲「初恋プレリュード」はどんな楽曲︖

⽯井:「アオハル」というユニット名にぴったりな、すごく爽やかな楽曲になっています。ですが、A メロや B メロには出会った奇跡やケンカなど、本編に触れた内容や⼆⼈の⼼情にも触れているので、爽やかだけどアオハルの軌跡が綴られていて、⼆⼈を象徴する内容だなと思います。

⽮野:そうですね。まさに「プレリュード」=始まり、序章という意味の通り、今後どういう展開になるのか希望溢れる内容なので、アオハルにぴったりの楽曲になっていると思います︕

 

Q.最後に、定期公演「ノヴァ」に向けて、ファンへ⼀⾔お願いします︕


⽮野:僕たちが初めての参加となる公演ですが、物語上でもアオイとハルキも初めてで、とても緊張しています。その緊張がキャラクターの⼆⼈ともリンクして、良い雰囲気を届けられたらと思います。そして新たに鏑⽊シュウにプロデュースしてもらっているので、新しい⾵を感じてほしいです︕僕らも全⼒で臨むので、会場で直接それを感じてほしいなと思います。頑張ります︕︕

⽯井:プリエルは、ノヴァに向けての話の流れの中でボイスドラマと上⼿くリンクさせつつ、イベントに来てくださるお客様の⾼揚感を⾼められるものだと思います。ボイスドラマやラジオで、その⾼揚感を⾼めてからのイベント当⽇だと思うので、溜めに溜めまくったエネルギーを当⽇みんなが解放できるように、僕らもアオハルとして全⼒でパフォーマンスしたいです︕
それぞれ独⾃のパフォーマンスや、桾沢リン役の室元気さんも当⽇何をやらかしてくださるのかも(笑)、すごく楽しいノヴァ公演になると思います! 皆さん、それまでにボイスドラマやプリエルコンテンツに触れて気持ちを⾼めて、当⽇遊びに来てください! よろしくお願いします︕

 

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