⾳楽と⼿紙で紡ぐアイドルプロジェクト 『Prince Letter(s)! フロムアイドル』に出演中の⽮野奨吾(ハルキ役)と⽯井孝英(アオイ役)。⼆⼈のユニット「アオハル」と、それぞれの役に対する想い、アオハルとして配信するラジオ番組「アオハル⻘春ラジオ」などの感想を語ってもらったインタビューが到着!
また、10⽉30⽇(⽇)に開催される「『Prince Letter(s)! フロムアイドル』 ストーリ ーライブ 〜私⽴常和歌学園定期公演「ノヴァ」 2022〜」も期待が高まるなか、新アイドル楽曲「初恋プレリュード」や、イベントに向けた意気込みなど、プリエルへの思いを語った熱いクロストークをお届けします!
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キャスト&プロデューサーインタビュー、イベントレポートなど盛りだくさん!
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ブレやすいキャラと早熟の天才、対照的なハルキとアオイ
Q.プリエルのセカンドシーズンからの参加ということで、最初にオファーがあった時の気持ちは︖
⽮野:プリエルがどういう物語なのか気になりましたし、「インターネット禁⽌かつアイドルを⽬指す」とは!? と思いました。僕⾃⾝の学⽣時代で考えると、パーマや改造制服、アクセサリー着⽤禁⽌などが校則にありましたが、プリエルはアイドルになるためにインターネットを禁⽌しているというストイックさがやっぱりすごいなと。また、その環境に⾃ら⾶び込むハルキには、確固たる思いがあるんだなと思い、この作品の世界観やキャラクターの位置付けを考えました。
⽯井:僕は「フロム yuzu」の時から収録に参加していて、⾊々な形で携わらせていただいたのでプリエルという世界観は知っていました。また事務所の先輩の⼟岐隼⼀さんが冥王院シン役で出演していたので、STAr(s)!の過去も理解していました。セカンドシーズンが開始する時に、アオイという役のお話をいただいて、「僕もセカンドシーズンに向けて、ついにキャラクターとしてこの世界に⾶び込めるのか︕」と思って嬉しくなったのを覚えています。
Q.アオイとハルキの役どころと、演じるにあたって意識したところは︖
⽯井(アオイ役):アオイは、記念受験で常和歌学園を受験して早々に合格し、⾃分は才能があるのではないかと頑張ってみるものの、中々うまくいかずに⼀番下のクラスになってしまって諦めました。そして技術的な職に就こうと思っていたところでハルキと出会い、ラジオを通して本当のアイドルになっていく、という役どころです。
最初に資料をいただいた時は、キャラクターの絵もない状態で、印象としては「⾃分に⾃信がない」気弱なタイプの⼦かなという印象がありました。⾃分の中でやりたいことはもちろんあるけど周りに影響されやすい、現代っ⼦というか、友達がやっているから僕もやる、みたいなタイプ。そして、やってみるけれど上⼿くいかないからまた別のこと⽬指そうかな、という芯がブレやすいタイプのキャラクターだなと分かってきました。
⽮野(ハルキ役):僕はハルキに対して「早熟の天才」というイメージです。⾃分の能⼒や努⼒はもちろん、これまでは上⼿くいっていましたが⾼校受験に失敗してしまい、鏑⽊シュウ主催のオーディションで選ばれ常和歌学園に転⼊しました。まだ⾔えないところも多いですが、ある明確な⽬的を持ってアイドルとしてこの学園に来るので、そこに対しての執念・確固たる決意があって、アオイのようなタイプの⼈間とは若⼲相容れないところがあって。なので、最初はアオイとの間で衝突も起こるのですが、同時にハルキは繊細な⼦だなという印象も持ちました。それは⾃分の⽬的に対しての本⾳と建前、表と裏の部分に感情が追いついていない中でアオイのような存在に出会って、すこし⼾惑ってしまうので、かなり繊細だなと思いましたね。
Q.それぞれのキャラクターとの共通点や、似ているところは︖
⽯井:アオイはゲーム好きで、中学の頃にゲームの実況をしていたという過去がありますが、僕もゲームがすごく好きです! ⼀時期ゲーム配信をしていました。男の⼦が好きそうな趣味というか、そういうところは共通点が多いなと感じます。僕はとくに格闘ゲームが好きで、専⾨学校時代は毎⽇のようにゲーセンへ⾏っていました(笑)。ゲーセンでしか味わえない感覚と、勝つことの達成感が楽しかったです!
⽮野:ハルキと僕は……素直じゃないところだと思います(笑)。アウトプットの仕⽅は違いますが、たとえば、ハルキは褒められた時に否定をするような、ツンデレの「ツン」の部分があって、僕の場合はふざけてごまかすというか。本質的な部分では真⾯⽬と⾔われますが、情熱があって。ある種、そういう⼈間ってわかりやすいですよね。末っ⼦っぽい?ところは、シンパシーを感じます。
Q.ボイスドラマが配信中ですが、注⽬ポイントは?
⽮野:アオイとハルキが最初に出会ってから、ドラマを重ねるごとに距離や絆が明確に⾒えてきているなと感じます。どちらに感情移⼊していただいてもいいのですが、ノヴァ公演に向かって成⻑していく様⼦に注⽬してほしいです! また、「アオハル⻘春ラジオ」を録らせていただくなかで、ハルキがシュウ先輩に対して、今までは崇拝していたものが少しフランクな⽂⾯や⾔葉になっていて、距離が縮まっていく場⾯があります。「アオハル」と「柊⻁」の関係性にも進展が⾒られるので、ぜひそこも注目してほしいです。
⽯井:出会いから定期公演ノヴァへの成⻑過程を⾒ていただきたいのはもちろんですが、アオイにとってアイドルを⽬指す理由がファンからの⼀通の⼿紙で、それを機に、ハルキをなぐさめて頑張っていこうというシーンが10話にあります。それまではアオイは軸がブレブレで、ファンの⽅も「どっちなんだよ!」とフラストレーションが溜まっていたと思うのですが、⼿紙をきっかけに揺らぐことのない決⼼が着いたかなと感じました。「ハルキくん、もう⼀回アイドルをやろう!」というセリフは、凛とした気持ちで演じたので、注⽬してほしいです!