4月22日(金)、いよいよ公開! しんちゃん映画30作品目『映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝』の大特集。忍者アクション大作である本作では、野原しんのすけが忍者村で大奮闘! しんのすけ役を演じる小林由美子さんの独占インタビュー最終回は、しんのすけを演じる小林さんだからこそ語れる「クレヨンしんちゃん」の魅力についてお話を伺いました。
※ ※ ※
常に進化し続けているのが『しんちゃん』のすごさ
――今年はアニメ『クレヨンしんちゃん』放送開始30年という、記念すべき年ですね。小林さんが思う『クレヨンしんちゃん』の魅力は何でしょうか?
30年も続いているのに、全然古くないというところです。ラップを取り入れてみたり、話題のギャグを取り入れてみたり、旬のものを常に取り入れ続けていますよね。スマホの時代になれば、劇中でもスマホを使うようになりましたし、最近では父ちゃんがリモートで仕事をする話もありました。
30年、もはや伝統と言ってもいいほど長く続いている作品なのに、常に今の子どもたちに合った笑いを届けられる。実際に子どもたちが『しんちゃん』を観てケタケタ笑っている様子を見ると、『しんちゃん』って本当にすごい!と思います。そして子どもたちだけでなく大人が観ても面白いので、常に進化し続けている、本当に素晴らしい作品だと思います。
――これまでの映画の主題歌を担当されたアーティストの顔触れを見ても、その時々で人気の方ばかりで驚きます。
本当に! 旬どころか、これからブレイクするアーティストさんを先取りしていることもあるくらいですよね。常にアンテナを張り巡らせて、若い人の目線でいるところも、『しんちゃん』のすごさだなと思います。
――ゲストとして参加してくださる方々も、その時々の人気の方ばかりです。そういう方が参加してくださる楽しさというと、どんなところでしょうか?
主題歌の方もゲストの方も、「子どもの頃に『しんちゃん』を観ていました!」「『しんちゃん」大好きなんです!」と言ってくださる方ばかりなんですよ。お世辞ではなく心からそう言ってくださるので、ありがたいなと思いますし、30年続いている作品なんだなということもしみじみ感じます。そういう方々と一緒に作品を作ることは、私たちもとても楽しいですしテンションが上がりますね。