11月30日深夜、お笑いタレントの伊集院光(53)が自身がパーソナリティーを務めるラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(TBSラジオ)で11月12日に発売されたばかりのPlayStation5について言及した。
この日の放送で伊集院はステイホーム期間にゲームばかりやっていたことを明かし、コラム執筆のために借りているPS5で『スパイダーマン:マイルズ・モラレス』に夢中になったと話した。発売前から予約が殺到し、現在も各ショップでは抽選販売が行われている入手困難のPS5。プレステシリーズ7年ぶりの最新機ということで注目を集めているが、伊集院はPS5への“率直なプレーンな感想”として、「このご時世、“プレステ5を手に入れられちゃった人”の喜びったらないじゃない」「優越的地位みたいなもんがPS5という物のすごさを、ことさら強調する傾向にあるのでは? すげーぞと! びっくりするぞ! と」と指摘。PS5を入手した「抽選で当選した」「転売屋から高額で購入した」「インフルエンサーで関係者からもらった」などのラッキーな状況がPS5の価値を大きくしていると語った。
続いて伊集院は、すでにもっていた「PS4Pro」と「PS5」の画質の違いを女性の胸のサイズにたとえて説明。マニアからしたらFカップからIカップになることはものすごいことだが、胸が特別好きではない自分からしたら「単純に両方ともデカイ胸」でしかないと発言し、「実際に、全部高画質のほうに振っていくと、あんま暗いところ見えなくて。一番きれいな映像にしちゃうと、暗いところ本当に黒くなったりするから、見えづらかったりする。むしろコントラストの甘いモニタにつないで、そっちで謎をとく感じになってる」と高画質の恩恵を受けていないと伊集院流に分析した。
さらに伊集院はPS4版の『スパイダーマン』は周囲の評判とは裏腹に特にハマることもなかったのに、PS5では熱中して一気にプレイしたと告白。しかしこれが『スパイダーマン』自体の面白さなのか、高価なPS5を借りてプレイしている責任感からなのか、PS5になってロード時間がゼロになったため飽きずに済んだからなのか、はたまたステイホームだったためか、自分でも分からないようで「いろんな要素が絡まっちゃってるから、PS5がすごいのかどうか、全然分からない」と率直な感想を述べた。
最後に伊集院は「PS5、急がなくていいな」「絶対、転売屋から買わないほうがいい」とリスナーに対して結論を出した。
実際にPS5をプレイしている伊集院の率直な意見を聞いたファンからは「『これ急いで買う必要ないな』という言葉に私はなんか心が救われた」「確かにPS5買ってまでやりたいソフトが少ないからね」と共感を集めた。