■バイクの姿勢操作が好タイムを出すカギ

 ゲームのモードには、プレイヤー単独でレースをする「SELECTION A」と、大勢のライバルライダーたちとレースで戦う「SELECTION B」の2タイプがあります。

 単独走行となる「SELECTION A」は、タイムアタック要素が強めで、主にコースレイアウトを覚えるために何度も挑戦。障害物の種類、エンジンを冷ますクールゾーンの場所を頭に叩きこみ、タイムを縮めていきました。

障害物を乗り越えながらコースを周回

 好タイムでフィニッシュするための重要なポイントとなるのが、十字キーの左右でバイクの姿勢を調整することです。方向キーの左を押してバイクの前輪を持ち上げるウィリーは小さな障害物を乗り越えるときに活用するほか、ジャンプ台でこの姿勢をとると、より高くジャンプすることが可能。

 逆に右を押してバイクのフロントを下げた状態でジャンプすると高さは出ませんが、低空をジャンプして飛距離が出るようになります。

 オーバーヒートしないようにターボを効果的に活用するのは大切ですが、それ以上に走行中やジャンプ中のバイクの挙動を微調整することが重要でした。

 こうした『エキサイトバイク』のアクションは言葉で説明しづらく、何度もトライ&エラーしながら身につけていったもの。プレイヤーの感覚的な部分が大きくて「シンプル操作だけど難しい」という奥深さがありました。

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5