ボクシングを題材にしたファミリーコンピュータ用ソフト『マイクタイソン・パンチアウト!!』(任天堂)は、1987年11月21日に発売。ちょうど明日で発売から33年を迎えます。同作はアーケードゲームとして誕生した『パンチアウト!!』をファミコンソフトとして移植。その際、当時ヘビー級のチャンピオンだったマイク・タイソンとタイアップし、『マイクタイソン・パンチアウト!!』の名でリリースされました。
この一般発売された『マイクタイソン・パンチアウト!!』の前に、任天堂のゴルフゲーム大会の景品用に配布された『パンチアウト!!』というソフトも存在。こちらにはタイソンは登場しませんが、かなり希少なソフトなので現在はプレミア価格がつけられています。
『マイクタイソン・パンチアウト!!』は、相手のパンチをガードしたり避けたりしながら、スキを突いてパンチを当てていくオーソドックスなボクシングゲーム。体力ゲージを0にすると相手はダウンし、3分3ラウンド内に3回ダウンを奪うと勝利となります。
ちなみにレフリーを務めるのは、任天堂の顔でもあるマリオ。3ラウンドで決着がつかなかった場合は判定となるのですが、「ホームタウンディシジョン」によって常に主人公サイドの判定基準が厳しいという妙にリアルな設定つき。中には判定勝ちが絶対にできない相手もいるので、基本的にはKO勝利を狙っていきます。
「マイナー」「メジャー」「ワールド」という3ステージのチャンピオンを倒すと、最後に登場するのが、あの「マイク・タイソン」。とてつもない強さを誇るタイソンに勝つことが本作の最終目標です。