■騎手と競走馬の友情に感動
第2位(7%)に支持されたのは『風のシルフィード』。本島幸久氏が『週刊少年マガジン』(講談社)で連載していた作品で、騎手と競走馬の友情、ライバルたちとの死闘を描いた競馬漫画だ。
小さな牧場に生まれた一頭の芦毛の牡馬「シルフィード」。しかし、生まれつき脚に故障を抱えていたために薬殺処分されそうになるが、牧場主の息子・森川駿に助けられる。やがて騎手になった駿は、無事に成長して競走馬となったシルフィードの騎手となり、ライバル馬やライバルジョッキーと大レースでしのぎを削るというストーリー。
『風のシルフィード』を挙げた人からは「泣けるエピソードが多かった」(40歳・男性)、「駿やシルフィードは好きだったが、ライバル陣営にも魅力があった」(47歳・男性)、「サラブレッドによるスポ根ドラマ。とにかく熱くて泣ける」(38歳・男性)、「凱旋門賞の存在は多分この漫画で知った」(42歳・男性)などのコメントが寄せられている。
ちなみにシルフィードと同世代で、最強のライバルだった名馬「マキシマム」と同系統の血を引く馬の活躍を描いた漫画『蒼き神話マルス』も、今回のランキングでは6位に入っている。