■美と強さを兼ね備えた女傑

 第2位(11.5%)にランクインしたのは、山の民を率いる女王・楊端和(ようたんわ)。実写版映画では長澤まさみ(33)が好演。さまざまな民族から成り立つどう猛な山の民を実力で統合し、その頂点に君臨する女傑だ。秦の政と盟約を結び、実際に秦が窮地に陥ったときには多大な犠牲を覚悟の上で救援に駆けつけた、仁義に厚い人物でもある。

 ずば抜けた美貌を誇る楊端和だが、クセの強い山の民たちが認めた優秀なリーダーであり、本人の武力もケタ外れ。かといって“武”一辺倒ではなく、しっかりと相手の策略を見極めるクレバーさも兼ね備えている。

 その楊端和を選んだ人からは「美しくて強い」(30歳・男性)、「美人な上にカッコいい」(30歳・男性)、「マジでタイプ」(21歳・男性)といったコメントが圧倒的に多く、「理想の上司」というよりも「理想の恋人」を選ぶかのような理由が相次いでいた。

 そんな中には「ヤバそうな山民族を率いているのは本当にすごい」(27歳・男性)、「部下も大変だけど、陣頭に立って戦うのは頼もしい」(45歳・男性)というコメントも。そして「どうせ命令されるならキレイな女性がいい」という、身もふたもない意見まであった。

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