■天下無双のカリスマ的存在
第1位には50.7%という圧倒的な支持を集めた、秦の六大将軍の一人の王騎が選ばれた。実写映画では大沢たかお(52)が見事な演技を見せ、その勇姿を記憶している人も多いことだろう。
「秦国の怪鳥」の異名をとる王騎将軍は「ココココ」とか「ンフフフ」といった独特の笑い方やオネエっぽい口調が印象的。だが単なるキワモノではなく、中華全土に名前が知れわたる正真正銘の「天下の大将軍」だ。その圧倒的な強さとカリスマ性を見て、若き信が憧れをいだくのも当然のことだろう。
そんな王騎のほうも早くから信の才に気づき、厳しく鍛えたのも彼の先見の明かも。また率いる部下たちからも絶大な忠誠を集め、とくに副官の騰(とう)を重用。のちに騰は秦を代表する将軍として実力を発揮することからも、優秀な後進を育てる上官としても優れていたことを示している。
王騎を「理想の上司」に選んだ人からも「厳しいところはあるが、成長するために考えられた試練を与えてくれそう」(23歳・男性)、「部下・後輩の育成力に魅力がある」(29歳・男性)、「困ったときに課題を与えてくれて、乗り越える術を教えてくれそうだから」(33歳・男性)など、後輩の成長を促す育成力を指摘する声があった。
また「存在感がすごい」(37歳・男性)、「器が違いすぎる」(36歳・男性)、「筋が通っていて男気がある」(43歳・男性)といった、王騎のリーダーシップやカリスマ性にひかれている人も目立った。
そんなワケで、やはり王騎将軍が圧倒的1位という結果だったが、『キングダム』の読者ならおおむね納得の行く結果なのではないだろうか。どちらかと言うと4位以降のランキング結果が興味深く、桓騎将軍のような人気キャラを意外な将軍が上回ったりもしている。気になる方は4位以下のランキング結果もチェックしてみてほしい。
(ふたまん編集部)