8月26日、Nintendo Switchの新作情報を伝える「ニンテンドーダイレクトミニ」内にて、競走馬育成シミュレーションゲーム『ダービースタリオン』の最新作が今冬発売されることが発表された。
同作は、競走馬を生産・育成・調教して、ダービーや有馬記念などのGⅠ制覇をめざす内容。かつてファミコン、スーファミ、プレステ、セガサターンなどで発売され、90年代の半ばから後半にかけては「ダビスタ専門誌」が発刊されるほどの大ブームを巻き起こした人気競馬ゲームだ。
今回発表されたSwitch版『ダビスタ』では、最新の2020年度レーシングプログラムに対応。レースシーンは競馬中継さながらの迫力のカメラワークで、シリーズ初となる音声実況も実装。ラジオNIKKEIのアナウンサーである小塚歩氏がレース実況を担当する。
最新作の情報で何よりうれしいのが、ダビスタブームの火つけ役になった対戦モード「ブリーダーズカップ(BC)」が復活した点にある。これは異なるプレイヤーが育成した競走馬同士を同一のレースで走らせるモードで、ブーム当時はパスワードで競走馬のやりとりが可能。雑誌にもダビスタ名人が育成した最強馬のパスワードが掲載され、自宅でお手軽に対戦することができた。
しかし、2014年に発売されたニンテンドー3DS版『ダービースタリオンGOLD』では、このブリーダーズカップが廃止され、インターレースと呼ばれるオンラインプレイのみに。同シリーズのファンからは「ブリーダーズカップ」の復活を熱望する声が上がっていた。