■ルーレットの「目押し」がカギ?

 マシンを強化したりチューニングを施すには、現実と同様にお金が必要不可欠です。すごろくのようなボードゲームの止まったマス目によっていろんなイベントが発生し、そこでお金やアイテムもゲットできます。

 ボードゲームパートのマップは、漢字の「回」の字のような内外の2ルートに分かれる構造になっていて、外周ルートが「いなか」、内周ルートが「シティー」。その外周と内周をつなぐ分岐ポイントで「電車」に乗って行き来することが可能でした。

まさにすごろくのようなボードゲームパート

 主に「いなか」では所持金を増やすことに専念し、イベントマスはコミカルな内容が多め。タミヤの関係者がミニ四駆を改造してくれたり、神様や宇宙人がうろついていたりと、クセが強めのイベントが発生するのも印象的です。

 一方の「シティー」では、集めたお金でミニ四駆のパーツを買いそろえることに。手に入れたパーツでマシンを強化し、ライバルと同じマスに止まれば「草レース」と呼ばれる対決で現在のマシンの実力を試すこともできます。

 そんなボードゲーム中心のゲームだけに運の要素が強いのかと思いきや、実はルーレットは「目押し」が可能。つまりタイミング良くボタンを押せば、狙った場所に止めることができちゃうんです!

 そのカギを握っているのが、キャラクターの「バイオリズム」というステータス。これがルーレットの速度に影響するため、必然的に「目押し」の成功率にも関わってきます。ちなみに、このバイオリズムが上昇するとレースでマシンがコースアウトしにくくなるメリットもあるので、いろんな意味で重要なステータスでしたね。

ミニ四駆の最大の敵は「コースアウト」
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