■大人気シリーズになった日曜朝の定番!
第4位(7.0%)にランクインしたのは『おジャ魔女どれみ』で、1999年に第1シリーズが放送。魔女に憧れていた小学3年生の春風どれみがひょんなことから本物の魔女の正体を見破ってしまい、その流れで幼なじみのはづき、転校生のあいこ、妹のぽっぷらと一緒に魔女見習いとして修行することに。その後、別の魔女の見習いであるおんぷが加わって、個性豊かな仲間たちも魅力いっぱいだった。
そんな主人公どれみの魔法の呪文は「ピリカピリララ、ポポリナペペルト」。ノリの良いオープニング曲『おジャ魔女カーニバル!!』の歌詞にも「ピリカピリララ」が登場するので覚えている人も多いはず! また、今年は「おジャ魔女どれみ20周年記念作品」となる新作映画『魔女見習いをさがして』が秋に公開予定だ。
第3位(15%)に支持されたのは、1983年放送の『魔法の天使クリィミーマミ』で、スタジオぴえろ制作の魔法少女シリーズの第1作目にあたる。小学4年生の森沢優は夢の世界フェザースターの妖精ピノピノを助けたお礼に魔法のステッキを託される。それによって変身能力を得た優は、16歳くらいの美少女に変身。その姿のまま芸能事務所にスカウトされ、アイドル「クリィミーマミ」としてデビューを果たし、小学生とアイドル活動の二足のわらじをはいて活躍する物語だ。
主人公の優とマミの声、そして歌唱を務めたのは実際にアイドル歌手としてデビューした太田貴子で、OP曲『デリケートに好きして』やED曲『LOVEさりげなく』など名曲ばかり。とてもきれいでパステルチックな作画が魅力的で、芸能界のリアルな部分が描かれるストーリー展開や人間描写も子どもながらに引きつけられた。ちなみに変身の呪文は「パンプルピンプルパムポップン、ピンプルパンプルパムポップン」。
余談だが『LOVEさりげなく』のギターは、B'z結成前にスタジオミュージシャンだった松本孝弘が担当していたことでも知られる。