みなさんこんにちは、ファミコン芸人のフジタです。2年前の4月20日、ニンテンドースイッチ用のペーパークラフト「ニンテンドーラボ」が発売となりました。ニンテンドーラボといえば、作る楽しみだけでなく、今までにはなかった鬼のようなコストパフォーマンスの高さで、VRをより身近にさせた周辺機器でもあります。
任天堂さんは、ファミコン時代から数々の周辺機器でゲームキッズたちを驚かせてきたメーカーです。まず欠かせないのが、1986年に発売となった「ファミリーコンピュータディスクシステム」。ファミコンを上に載せて、ケーブルでつなぐと、ディスクカードのゲームができるようになるという画期的な周辺機器でした。
何より子どもたちを喜ばせたのはその値段。当時ファミコンのカセットは1本5000円程度はしていたのですが、ディスクカードはその半額の約2500円。さらになんと、ファミコンショップの店頭で置かれてディスクライターにカードを読み込ませることによって、500円で新たなゲームに書き換えることができたんです。これならどんなクソゲーをつかまされても問題なし。500円を支払うことで即違うゲームにできるというのは本当に画期的でした。
ただファミコンカセットに比べて、ディスクカードの読み込みは時間がかかったということも思い出深い。タイトルによっては、ゲームしている時間よりも読み込みで待たされている時間のほうが長い(『暗黒要塞レリクス』など)という問題のタイトルもありましたが、ディスクシステムでは初代『ゼルダの伝説』が人気だったりと、割と多くの子どもたちが持っていたメジャーな周辺機器でした。