６月３日、新作スマホアプリ「ドラゴンクエストウォーク」が２０１９年内にリリースされることが発表された。現実を「ドラゴンクエスト」シリーズの世界として冒険できるゲームの発表に大きな注目が集まる一方、「みんなポケモンＧＯから転向しそう」と指摘する声も上がっているようだ。
同作は「ポケモンＧＯ」と同様に、スマートフォンの位置情報を利用して街を歩きながらプレイできる“位置ゲー”となる予定。東京タワーを始めとする日本各地のランドマークが登場し、クエストに挑戦したりモンスターを倒したりと新感覚のＲＰＧを体験できるという。
同日にスクウェア・エニックスが開催した新作発表会では、開発のきっかけが語られる一幕も。そこで柴貴正プロデューサーは「ポケモンＧＯ」の流行に触れ、「ポケモンはポケモンで面白いところがあるんですけど、ドラゴンクエストと掛け算したらいろんなことができるんじゃないかなということで、いろんな遊びを入れ続けた３年間だった」と話していた。
「ツイッターでは今回の『ドラゴンクエストウォーク』発表後、『ドラクエＧＯ』というワードがトレンド１位を獲得していまして、すでに『ポケモンＧＯ』の“ドラクエ版”という認識が広まっているようです。どちらもアプリを起動しながら街を移動して遊ぶゲーム。現段階では定かではありませんが、同時に攻略を進めるのはシステム上難しいかもしれません。リリース後には二つのゲームの間で、ユーザーの奪い合いが生じる可能性が大いにありますね」（ゲームライター）
今回の発表を知ったゲームファンからは、「ドラクエＧＯがすごい楽しみ！ ポケモンＧＯやらなくなるかも」「いよいよポケＧＯ卒業か」「さよならポケモンＧＯ……」「個人的にはポケモンＧＯよりドラクエのほうが熱くなりそう」といった声が上がっている。
「ただ、一見劣勢にも見える『ポケモンＧＯ』ですが、先日新たな展開が話題になったばかりです。５月２９日に発表された『ポケモンＧＯ ＰＬＵＳ＋』という新デバイスは、睡眠状態を計測してスマートフォンに転送する機能を搭載。『ポケモンスリープ』というアプリでは睡眠をエンタメとして楽しめることも明かされ、ユーザーの期待が高まっています。『ポケモン』がこれからも幅広い人に愛されるのは言うまでもありません」（同）
今後の展開に注目が集まる２つのビッグタイトル。いったいどちらの作品が覇権を握ることになるのだろうか。
※画像は「ドラゴンクエストウォーク」公式サイトから
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