■ゲーセンでは1回500円!大型体感筐体のゲームが家で遊べる!?
さて、私は「ゲームセンターのゲームが家でも遊べる」というところに家庭用ゲーム機の価値を感じていました。アーケードゲームがそのまま遊べるネオジオや、人気タイトルの移植が充実していたPCエンジンをとても気に入っていたのですが、その一方で、メガドライブは当初そこまで熱心に遊んだハードではありませんでした。
最初からいろんなメーカーの移植作品がいっぱい遊べたPCエンジンと違って、初期のメガドライブは、セガのゲームしか遊べなかった印象があるんですよね。これは、前身のマスターシステムやマークIIIからのイメージを引きずっていた部分もあると思います。
でもその後、カプコンの人気タイトルである『大魔界村』(1989年/セガ)や『ストライダー飛竜』(1990年/セガ)がリリースされました。出来栄えがアーケードそのままで、「スゴイ!」と思いましたね。そのあたりから、メガドライブがとても気になるハードになりました。
セガのアーケードゲームに関しては、PCエンジンでもNECアベニューから出ていました。でも、やはり本家セガのメガドライブのほうがいいだろうと思っていました。ただ、PCエンジンにはセガの名作『スペースハリアー』があるんですけど、メガドライブには『スペースハリアーII』しかなかったんですよ。当時は「なんで?」って思ってましたけど、今は『スペースハリアーII』も味があっていいなと感じています。
そんななかで、私がとても好きだったのは『ギャラクシーフォースII』(1991年/セガ)です。アーケードでは大型の体感筐体でプレイする3Dシューティングゲームゲームで、たしか1回500円とかしたんじゃないかな。
それがメガドライブに移植されて、家でも遊べるようになりました。もちろん完全再現ではないんですけど、満足度は高かったですね。カッコイイ音楽がお気に入りで、それが聞けるのもよかったです。
もしメガドラ版に満足できなかったとしても、あの筐体を買うわけにはいきませんよね(笑)。『ファミ通』の記事で、マイケル・ジャクソンがあの筐体をもらったというのを読んで、めちゃくちゃうらやましかったです(笑)。
※ソフトの値段や状態などは取材時のものです。
【プロフィール】
大竹剛(おおたけ・つよし)
「レトロゲーム」に造詣が深い“元ドット絵職人”。ゲームメーカー「テクノスジャパン」で、主に『くにおくん』シリーズにドッターとして参加。現在は「ハードオフTOKYOラボ吉祥寺店」で店長を務める。本人もレトロなゲームのコレクター。


