実はめちゃくちゃ貢献してる! 隊士たちの介護に訓練まで…『鬼滅の刃』蝶屋敷の“三人娘”が残した「偉大な功績」の画像
「一番くじ 鬼滅の刃 ~思い出の蝶屋敷~」(C賞 すみ&きよ&なほ ちょこのっこフィギュアセット)©吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

 鬼と人間の壮絶な戦いを描いた、吾峠呼世晴氏の人気漫画『鬼滅の刃』。作中で鬼と戦う剣士たちは「鬼殺隊」と呼ばれる政府非公認組織に属し、日々命をかけて強大な鬼たちに立ち向かっている。

 戦いで傷ついた隊士たちは、蟲柱・胡蝶しのぶが主人を務める「蝶屋敷」で治療を受ける。薬学に精通するしのぶのもと、多くの少女たちが看病をおこなうこの屋敷で、特に印象的なのが“三人娘”と呼ばれる少女たちの存在だ。

 看護するだけでなく、時には隊士に的確なアドバイスを送って支えてきた彼女たちは、物語における陰の立役者である。今回はそんな三人娘たちの魅力や活躍について掘り下げていこう。

 

※本記事には作品の内容を含みます。

 

■鬼殺隊士ではない…蝶屋敷を支える“三人娘”

 蝶屋敷で隊士たちの手当にあたる“三人娘”とは、おさげ髪の「高田なほ」、おかっぱ頭の「寺内きよ」、そして2つ結びの「中原すみ」である。

 彼女たちはいつも一緒におり、可愛らしい顔立ちが良く似ている。まるで姉妹のようにも見えるが、『鬼滅の刃公式ファンブック 鬼殺隊見聞録』によれば、皆同い年ではあるが血縁関係はないという。

 ふだん彼女たちは鬼殺隊の療養施設でもある蝶屋敷で生活している。「遊郭編」において、音柱・宇髄天元が任務のために女性隊士を必要とし、神崎アオイとなほを無理やり連れて行こうとする場面があった。その際、きよが「なほちゃんは隊士じゃないです!!」「隊服着てないでしょ!!」と必死に訴えていた。

 この、きよの言葉に驚いた読者も多いのではないだろうか。それもそのはず、彼女たちは蝶屋敷に身を置いているが、正式な鬼殺隊士ではないのだ。彼女らの役割は「看護師」であり、隊士たちのように戦いに赴くことはなく、ケガ人の看護を主な仕事としているのである。

 薬学に精通するしのぶをサポートし、負傷者を献身的に介抱する“三人娘”。多忙なしのぶに代わり、きめ細やかな対応で支える彼女たちのおかげで隊士たちは傷を癒し、再び戦いに赴くことができる。そう思うと、彼女たちの功績は非常に大きいといえるだろう。

■看病だけが仕事じゃない? 隊士を支える重要な役割

 看護師として隊士をサポートする“三人娘”だが、彼女たちの役割は看護だけにとどまらない。

 それが描かれたのが、主人公・竈門炭治郎が蝶屋敷にておこなった「機能回復訓練」の場面。「那田蜘蛛山編」で下弦の伍・累との激闘を終えた、炭治郎たちの身体能力を元に戻すために行われたものだ。

 この訓練では“三人娘”が隊士たちの硬くなった体をほぐし、しのぶの継子である栗花落カナヲやアオイが、薬湯の入った湯呑みを奪い合う反射訓練や、鬼ごっこのような全身訓練を担当した。

 同期の嘴平伊之助や我妻善逸が訓練の厳しさに挫折する中、炭治郎はカナヲに勝てないことに悩みながらもまじめに訓練を続ける。そんな彼に“三人娘”は手ぬぐいを差し入れながら、「炭治郎さんは全集中の呼吸を四六時中やっておられますか?」と重要な助言を与えている。

 「全集中の呼吸」を一時的にしか使ってこなかった炭治郎にとって、まさに寝耳に水だった。柱やカナヲのように「全集中・常中」を会得することが重要であると気づかされ、炭治郎の訓練は新たな段階へと進んだのである。

 とはいえ、「全集中・常中」は簡単に会得できるものではない。そこで“三人娘”は、かつてしのぶがカナヲに稽古をつけていた時のことを参考に、特殊な「瓢箪」を吹いて割る訓練を提案。さらに炭治郎に頼まれ、寝ている間に呼吸が途切れないよう夜通しで見張るなど、献身的にサポートを続けた。

 彼女たちの尽力と本人の頑張りもあって、炭治郎はついに「全集中・常中」を会得。それによりカナヲとの訓練にも勝利し、剣士として大きく成長することになった。

 “三人娘”の助言とサポートがなければ、炭治郎はがむしゃらに訓練するばかりで、「全集中・常中」を会得するまでには、さらに長い時間を要したかもしれない。

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