■ついに遊べる!期待の「人気シリーズ」最新作

 続いて、アメリカで開催された「Summer Game Fest」でもビッグタイトルの発表が相次ぎました。

 オープニングから会場がどよめいたのは、『バイオハザード RE:ベロニカ』(カプコン)の発表でした。2000年にドリームキャスト向けに発売された『バイオハザード CODE:Veronica』のリメイクです。

 大好きな『バイオハザード』シリーズですが、実は『コード:ベロニカ』はプレイできていない一作でした。いつかリメイクされないかと待ち望んでいたので、ついに遊べるのかと思うと本当に嬉しいです。発売は2027年予定。延期さえなければディスク版も発売されるタイトルですので、その点も含めて楽しみにしています。

 さらに、もう一つの大型タイトルも発表されました。2027年春発売予定『ファイナルファンタジーVII リベレーション』(スクウェア・エニックス)です。

 リメイク三部作の完結編が、ついに正式発表されました。リメイクシリーズが提示してきた新たな解釈や世界線が、どのような結末を迎えるのか。「リベレーション」というタイトルが持つ「天啓」や「新事実」という意味のように、プレイヤーに新たなゲーム体験をもたらしてくれる作品になるのだろうと確信しています。

 また、龍が如くスタジオの新作『STRANGER THAN HEAVEN』(セガ)の発売日が2027年1月15日と発表されました。来年のゲーム業界は、この作品から大きな盛り上がりが始まりそうです。

 同じくセガのタイトルでは、発売日はまだ未定ですが『エイリアン:最後の生存者』(セガ)も、ホラー好きとしてはうれしい発表でした。1作目『エイリアン アイソレーション』の続編となる作品です。

 そもそも前作は怖すぎて、何度も休憩を挟みながらようやくクリアした思い出があるタイトル。エイリアンはプレイヤーの行動を記憶し、それに適応して行動するため、同じ場所に隠れ続けても、いずれは見つかってしまいゲームオーバー。単純なNPCじゃないからこそ、最恐ホラーゲームです。ぜひパッケージも欲しいので、来年発売されることを期待したいです。

 さて、プレイステーションとは違って、物理メディアでのゲーム販売がなくなってしまうわけではありませんが、同時期に開催された任天堂の「Nintendo Direct」でも、気になるタイトルはありました。

 とくに、『ゼルダの伝説 時のオカリナ』(任天堂)のリメイクは非常に楽しみです。しかも、年内発売予定とのことで、続報が待ち遠しくてなりません。オリジナルのニンテンドウ64版『時のオカリナ』は、小学生だった私には難しく、最後までクリアできなかった作品の一つです。大人になった今、あらためてあの世界を最後まで冒険してみたいと思っています。

 

 近頃はPCでゲームを楽しむ人も増え、ゲームハードのパッケージ版を購入するという文化自体、いつかはなくなるのだろうと思います。

 今でももう遊べないゲームはたくさんあって、その多くは記憶の中にしか残っていません。私はそれほど物に執着する性格ではないので、時間が経てば「懐かしい思い出」として受け止めるのでしょう。

 それでも、この大きな時代の転換点だけは当たり前の変化として流してしまうのではなく、しっかりと記憶に留めておきたいと思いました。

 プレイステーションから発売される最後のパッケージ版タイトルは、一体どんな作品になるのでしょうか。

 

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【プロフィール】
宇内梨沙(うないりさ)
ポップカルチャーを心から愛する元アナウンサー。2015年、TBSテレビに入社。アナウンサーとして多数の番組を担当する一方、ラジオやYouTubeなどでゲーム偏愛を披露。2025年にTBSを退社し、現在は『Twitch』でゲーム配信者として活動中。

 

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