『ONE PIECE』エッグヘッド編で明かされた謎の真実 バーソロミュー・くまの意味深行動、世界に迫る危機、ジョイボーイの存在も…の画像
TVアニメ『ONE PIECE』エッグヘッド編キービジュアル (C)尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション

 尾田栄一郎氏が描く大人気漫画『ONE PIECE(ワンピース)』(集英社)の物語は、現在エルバフ編に突入している。

 そして、その直前のエピソードが未来島エッグヘッドを中心に展開されたエッグヘッド編である。このエッグヘッド編ではさまざまな重大事実が明らかになり、これまでの伏線が一気に回収された重要なエピソードが多かった。

 そこで今回は、そんなエッグヘッド編で回収された伏線の中でも、特に3つの大きなテーマに絞り、あらためてその内容を整理しておこう。

※本記事は『ONE PIECE』エッグヘッド編までの核心部分の内容を含みます。ネタバレが気になる方はご注意ください。

■スリラーバーク編から続いた「バーソロミュー・くま」の謎行動の真実

 かつて王下七武海の一角だったバーソロミュー・くまは、スリラーバーク編にて初めて麦わらの一味の前に姿を現す。同じ七武海のモリアが麦わらの一味に倒されたことを世間に知られたくない世界政府の特命により、くまは麦わらの一味を殲滅しようとする。だが、気を失っていたルフィの身代わりを買って出たゾロの心意気に免じて見逃していた。

 続くシャボンディ諸島編では、海軍大将の黄猿、くまにそっくりな人間兵器パシフィスタがシャボンディに上陸し、麦わらの一味を追い詰める。さらにルフィたちの前に本物のくまが現れ、彼の能力で一味のメンバーを世界各地に飛ばして、一味を壊滅させている。

 それにもかかわらず、くまはシャボンディ諸島に残された一味の船「サウザンド・サニー号」を2年間守り続けるという謎の行動を見せた。

 世界政府に大きな実害を及ぼしていたルフィら麦わらの一味の前に立ちはだかり、強制的に分断させたくま。「暴君」と呼ばれ、世界政府の支配下に身を置き続けた男の不可解な行動には、多くの謎が残された。

 しかしエッグヘッド編にて、ついにその答えが明かされる。くまは娘であるジュエリー・ボニーの病を治すために自我を消し、人間兵器となることを自ら選んでいたのである。加えて、海軍の科学者たちのリーダーであり、世界最大の頭脳を持つベガパンクが、ひそかにくまの味方であることも判明。表向きは「世界政府の犬」でありながら、その裏には父娘の深い絆と科学者の良心が存在していた。

 未来島エッグヘッドに保管されていた「くまの記憶」には、ボニーの病を治すために自我を捨てた経緯や、自我を失うその日まで、くまが娘をひっそりと見守り続けていた事実が記録されている。

 そしてシャボンディ諸島編でくまが、麦わらの一味をバラバラの場所に強制移動させたのも、これから踏み入る新世界のレベルに見合うだけの実力をつけさせる意図があったことも分かった。

 エッグヘッド編のラストでは、絶体絶命の娘ボニーを救うために土壇場でくまが動き出す場面が描かれ、長年の伏線が「親子の再会」という形で結実。これまで断片的に語られてきたくまの過去や真の目的が、ここに来て1本の線としてつながったのである。

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