■世界政府の真の脅威――五老星の覚醒とイムの降臨

 エッグヘッド編では、世界政府の最高意思決定機関として君臨してきた五老星の真の脅威がついにベールを脱いだ。これまで聖地マリージョアにあるパンゲア城の奥に座して暗躍するだけの存在だった彼らが、5名そろって怪物の形態に変身し、表舞台に現れたのである。

 動物(ゾオン)系の幻獣種に似た能力ながら、作中で悪魔の実の能力者とは明言されておらず、その規格外の戦闘力でルフィや救援に駆けつけた巨人族のドリー・ブロギーらを大いに苦しめた。バスターコールによってエッグヘッド島ごと消し去ろうとした事実が、彼らの残虐性と絶対的な権力を物語っている。

 これまで裏に隠れていた五老星が前線に立つ展開は、世界政府の本気度を如実に示すものといえるだろう。

 各メンバーの能力の詳細やイムとの能力的なつながり等はまだ明かされておらず、今後さらなる驚愕の事実が判明する可能性は高い。

 さらに現在連載中のエルバフ編では、これまでシルエットしか描かれてこなかったイムがついに姿を現した。そのあたりの詳細については、連載やコミックスなどで確かめてほしい。


 王下七武海制度の撤廃とワノ国で行われた一大決戦、そして各組織の現状の動きから分かるように、『ONE PIECE』の世界はかつてないほどの混沌の時代に突入している。

 ローやドフラミンゴがたびたび口にしていた「新時代」の到来を告げるかのように、現在進行中のエルバフ編では、いよいよ世界の王として君臨するイムが動き出す激動の展開を迎えた。

 その混乱の果てに、どのようなクライマックスが待ち受けているのか……その重要な鍵を握っているであろう各勢力の動向から目が離せない。

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