『ONE PIECE』王下七武海制度が崩れた後「現在の勢力図」はどうなっているのか 三大勢力に異変発生…新たに海賊王を目指す者も…の画像
※『ワンピース』ポータルサイトの公式X(@OPcom_info)のポストより DVD「ONE PIECE Log Collection ワノ国編」(エイベックス・ピクチャーズ) (C)尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション

 尾田栄一郎氏が描く大人気漫画『ONE PIECE(ワンピース)』(集英社)では、長年にわたって世界の均衡を保ってきた「王下七武海」「四皇」「海軍本部」という三大勢力が存在した。

 しかし、世界会議(レヴェリー)における決議を機に、大きな変化がもたらされ、三大勢力の一角を担っていた王下七武海は制度ごと撤廃。さらにワノ国編では、長らく「四皇」として君臨してきたビッグ・マムとカイドウが陥落するなど、世界の勢力図は急速に塗り替えられつつある。

 そこで今回は、現時点で作中世界にはどのような勢力が力を持っているのか、最新のエルバフ編に至るまでの情報をもとにあらためて整理していこう。

 

※本記事には作品の核心部分の内容を含みます。ネタバレが気になる方はご注意ください。

■時代の波にもまれる従来の勢力――新たな四皇と海軍の新兵器

 これまで三大勢力の一角を担っていた王下七武海は、世界政府の傘下に位置づけられていた。そのため政府や海軍の指示に従って動く場面もあったわけだが、その七武海制度の撤廃は、本来であれば海軍にとって戦力減少を意味するはずだった。

 しかしベガパンクが開発した新型パシフィスタ「セラフィム」の存在が、その懸念を払拭することとなる。セラフィムとは、かつて王下七武海に在籍していた海賊たちをモデルとした人造人間であり、人工血液「グリーンブラッド」によって複製した悪魔の実の能力を持つ。

 そして、おそらくはルナーリア族のキングから得た種族特性も併せ持ち、極めて高い戦闘能力と再生力を持つ人間兵器となった。

 ミホーク、ジンベエ、ハンコック、くまをモデルとした個体など、複数体のセラフィムが確認されており、世界政府と海軍がその管理権を掌握している。

 海軍本部は、王下七武海という戦力を失った代わりに、命令に忠実に従う強力な人間兵器を手に入れた。海軍大将である藤虎の「“王下七武海” はもう要らねェ………!!!」というセリフは、強がりでも何でもなかったのである。

 そんな七武海制度の撤廃に加えて世界に大きな衝撃を与えたのが、四皇が一気に2人も入れ替わったことだろう。

 長らく四皇の座に君臨してきたビッグ・マムとカイドウは、ワノ国での決戦においてモンキー・D・ルフィ、トラファルガー・ロー、ユースタス・キッドらに敗北を喫した。両名が四皇の座から脱落したことで、四皇の構成は大幅に刷新されることとなった。

 新たに四皇となったのは、ルフィとバギーの2名である。ルフィは「ゴムゴムの実」の真の能力であるニカの覚醒によってギア5を発動させ、カイドウを撃破した実力が世界に認められた。

 そして誰もが驚いたバギーの選出には、新たに設立された組織「クロスギルド」の首領となったことが大きく影響している。実はクロコダイルとミホークに担ぎ上げられた形ではあるが、その知名度と組織の規模が評価され、バギーも晴れて四皇に名を連ねたのである。

 そして赤髪のシャンクス、“黒ひげ”マーシャル・D・ティーチは引き続き四皇として存在感を放ち、特にティーチはエッグヘッド編以降も積極的に動きを見せている。

 四皇というシステムそのものは残ったものの、その顔ぶれは大きく様変わりした。海賊の頂点に君臨していた旧世代の大物たちが退場し、残る古株はシャンクスのみ。3つの席を新世代の海賊たちが占めるという、まさに海賊界の世代交代が行われた状態といえる。

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