■当時バイクに乗っていた店長が実際にまたがってみると……
当時、私はバイクに乗っていたんですよ。それで『トップライダー』が出たときに、話のネタになるかなと思って買ったんですよね(笑)。実際に遊んでみましたが……大人がまたがると、膝が床についちゃう。やりやすいはやりやすいんですけど、もはやバイクに乗ってる感じではなかったです(笑)。
私が実際に乗っていたのは、ヤマハの「YSR50」という50ccのバイク。当時はバイクのレースが流行っていて、「YZR500」というモデルが活躍していたんですけど、それをそのままデフォルメしたようなデザインのレーサーレプリカでした。
私のマシンは、ヤマハのファクトリーチームの代表的なカラーリングで、白に赤のストロボラインが入ったものでしたが、鈴鹿8耐で有名なTECH21(テックツーワン)チームのカラーリングとか、いろいろ展開されていて。TECH21バージョンに乗っている人が超うらやましかったですね。
この『トップライダー』には、パッケージにカワサキのマシンがプリントされていますが、実はヤマハのレースマシンがパッケージにプリントされたバージョンも存在するようなんです。まだ現物と出会ったことがないので、一度見てみたいですね。このほかに、懸賞用の非売品バージョンも存在するようです。
ちなみに、YSR50は引っ越しのときに処分してしまったのですが、やっぱり引っ越しのときに手放したテーブル筐体と同じくらい、後悔しています。
ビニール製のバルーンを使った専用コントローラーを使うファミコンのゲームは、『トップライダー』のほかにもありました。コナミの『エキサイティングボクシング』(1987年)は、ボクサーの絵が描かれたバルーンをやっぱりポンプで膨らませて、パンチを当てて遊ぶゲームでしたね。
『トップライダー』はたまに見る機会があるんですが、『エキサイティングボクシング』のほうはめったにお目にかかれない超レアものです。ちなみに私も買いませんでした(笑)。
※ソフトの値段や状態などは取材時のものです。
【プロフィール】
大竹剛(おおたけ・つよし)
「レトロゲーム」に造詣が深い“元ドット絵職人”。ゲームメーカー「テクノスジャパン」で、主に『くにおくん』シリーズにドッターとして参加。現在は「ハードオフTOKYOラボ吉祥寺店」で店長を務める。本人もレトロなゲームのコレクター。


