■もはや同じ機体とは疑わしいほど「驚きの変わりっぷり」
テレビアニメ『新機動戦記ガンダムW』の主役機「ウイングガンダムゼロ」と、その続編OVA『新機動戦記ガンダムW Endless Waltz(エンドレスワルツ)』に登場する「ウイングガンダムゼロ(EW版)」は、まったく異なるデザインながら同じ機体という設定を持つ。
テレビアニメ版のウイングガンダムゼロは大河原邦男氏がデザインを担当。背部に2枚の翼のような形状のスラスターを備え、ネオバード形態に変形すると翼部分が「W」の文字に見えるデザインとなっている。
一方、カトキハジメ氏がデザインしたOVAのEW版のウイングガンダムゼロは、まるで天使の羽のような有機的な翼を持つのが特徴だ。
このテレビアニメ版とEW版のウイングガンダムゼロは、設定上は同じガンダムなのは間違いないが、あまりの見た目の違いから初見で同一機体だと思う人はいないレベルである。
なお、OVA『Endless Waltz』が発売された当時の「EW版」のガンプラは、「ウイングガンダムゼロカスタム」と名付けられており、まるでカスタム機であるかのように商品展開されていたが、近年では「カスタム」ではなく「EW版」に名称が統一されている。
ちなみにEW版ではウイングガンダムゼロだけでなく、『ガンダムW』に登場した主役級ガンダム5機すべてが、テレビアニメと異なるデザインに変わっている。
今回は同一機体でありながら、なぜかデザインが異なっているガンダム機体を取り上げてみた。当時は混乱することもあり、デザインに賛否があるメカもあったが、今となってはどのガンダムもかなりの人気機体となっている。皆さんは、どの機体デザインがいちばん好みだっただろうか。
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