2026年2月5日に発売が予定されている『ドラゴンクエストVII Reimagined(リイマジンド)』(スクウェア・エニックス)。その発売に先駆けて、1月7日から先行プレイできる無料体験版の配信がスタートした。
この体験版ではウッドパルナのクリアまで遊ぶことができ、生まれ変わった『ドラクエ7』をプレイしたファンからは喜びの声があがっている。
2000年発売の『ドラクエ7』で強すぎた特技「どとうのひつじ」や、強力なアイテムが早期入手できる要因にもなった「ラッキーパネル」などは、『リイマジンド』では調整されることが判明。
しかし『ドラクエ7』には、逆に「もう少し強化されてもいいのでは?」と思わせる要素も存在する。
そこで今回は、『リイマジンド』でのさらなる強化を期待したい、気になるポイントについて振り返ってみたい。
※本記事には作品の核心部分の内容も含みます。
■主人公のルーツなのに、なぜか不遇だった職業「海賊」
『ドラクエ7』の主人公の出生は複雑で、海賊「マール・デ・ドラゴーン」のキャプテンであるシャークアイの子が胎児の状態で転移。その胎児が漁師ボルカノの妻マーレの体に宿り、生まれてきたのが主人公である。
よって『ドラクエ7』の主人公には、海賊と漁師という2人の父親がいることになる。
どちらにせよ海に縁のある職業であることから、主人公を「船乗り」やその上級職「海賊」に育てたプレイヤーも多かったのではないだろうか。
主人公のルーツでもある海賊は、さぞかし優遇された上級職と思いきや、実際は特筆するほどの強みはなかった。「コーラルレイン」や「メイルストロム」といった一見それっぽい特技を習得するが、他の職業が覚える「がんせきおとし」や「バギクロス」のほぼ下位互換のような性能になっているのも残念だった。
そのためか2012年にニンテンドー3DSで発売されたリメイク版では大幅に強化され、強力な補助呪文「バイキルト」や連続攻撃「つるぎのまい」などを習得できるようになっている。
しかし、これらも結局のところ「賢者」や「勇者」でも習得可能なので、『リイマジンド』では海賊としての独自性を感じられる抜本的な強化を期待したいファンは多いのではないだろうか。
■歴代『ドラクエ』シリーズの中でも最弱ボス候補!?
『ドラクエ7』どころか、歴代シリーズの中でも「最弱のボス」との呼び声が高いのが、コスタールにいるボス「バリクナジャ」だ。
物語後半に登場し、その前座として戦うガマデウスからは「ごっつい大物」などとハードルを上げられながら、実際戦ってみると、こちらがびっくりするほど弱かった悲しいボスである。
単体で登場するボスにもかかわらず、なぜか「完全1回行動」で、状態異常の「もうどく」まで効いてしまう。そのうえ、攻撃モーションの1つが手に持った鞭を縄跳びのように使うもので、ボスとしての貧弱さもあいまって、プレイヤーの乾いた笑いを誘うような存在だった。
そのため、3DSで発売されたリメイク版では「もうどく」に耐性を持ち、痛恨の一撃を乱発するなど多少強化されたものの、肝心の「完全1回行動」は健在。痛恨の一撃を食らったところで回復が間に合ってしまうため、弱いボスという評価はくつがえらなかった。
それだけに『リイマジンド』では、「ごっつい大物」と呼ばれるにふさわしい風格と強さを兼ね備えたボスであってほしいと願うファンも多いのではないだろうか。
これまで散々ネタにされてきたので、制作サイドもバリクナジャの弱さは知っているはず。『リイマジンド』では、舐めてかかったプレイヤーを返り討ちにするような、アッと驚くようなテコ入れを期待したいが、はたして……。





