2000年に放送開始された長寿ドラマで、新シーズンも絶好調な『相棒』シリーズ。今年はシリーズ誕生25周年という記念すべき節目を迎え、ファンの間ではさまざまな「サプライズ」も期待されている。
この節目の年に、過去の人気キャラクターの再登場や、これまで提示された伏線の回収もあるのではないかとも予想されているのだ。そこで今回は、シリーズファンが新シーズンに寄せる期待の中でも、特に注目の高い要素をまとめていこう。
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■歴代相棒の登場に集まる期待
新シーズンに最も期待されるのは、やはり歴代相棒の登場だろう。亀山薫(寺脇康文さん)の復帰後、これまでに登場したのは二代目相棒の神戸尊(及川光博さん)のみ。season23の最終回スペシャルで描かれた薫と神戸の邂逅はファン待望の瞬間であり、どちらも“ルックスは自分のほうが上”と豪語するなど、“らしさ全開”の姿が描かれた。
season24では神戸の再登場はもちろんのこと、他の歴代相棒が登場するのかにも注目が集まる。
まずは、シリーズ最大級の衝撃を視聴者に与えた三代目相棒・甲斐亨(カイト)(成宮寛貴さん)。season22の元日スペシャル「サイレント・タトゥ」では彼の妻子が登場したものの、本人の登場は残念ながらなかった。
連続暴行犯「ダークナイト」として逮捕されたカイトは、現在も収監中であることが語られ、婚姻届へのサインを拒否し続けているという新事実も明かされた。それまでカイトの再登場は難しいと考えられていたが、妻子が登場したことでその可能性も現実味を帯びてきている。
四代目相棒である冠城亘は、特命係を去った後、公安調査庁に所属している。彼とかかわりの深い内閣情報調査室の社美彌子や青木年男は登場しており、冠城の再登場は時間の問題だと見るファンもいる。
冠城といえば、社親子を常に気にかけているため、彼女たちが危機に陥れば登場する可能性が一気に高まるだろう。スマートでスタイリッシュな冠城と肉体派で愛されキャラの薫との対面がどんなものになるのかにも期待したい。
杉下右京(水谷豊さん)に「相棒の逮捕」という大きな傷跡を残したカイト、そして右京が唯一「もう少し一緒にやりませんか」と引き留めた冠城。人当たりの良さが抜群な薫が、彼らと対面した時にどんなやり取りをするのか。ファンとしては、想像するだけでもワクワクしてしまう。


