試遊ブースに長蛇の列!カプコン新作『プラグマタ』は何がスゴイ?実際遊んでみたら「少女の可愛さ」にやられた件【東京ゲームショウ2025】の画像
東京ゲームショウ2025より『プラグマタ』試遊の様子(写真/ふたまん+)

 世界最大級のゲームの見本市『東京ゲームショウ2025(TGS2025)』が9月25日から幕張メッセで開催。過去最多の1000社超が出展し、各社から最新のゲームや機器がお披露目となった。

 注目の新作が展示される中、会場で大きな注目を集めていたのがカプコンブースの新規IP『プラグマタ』(PC/PS5/Xbox Series X|S向け、2026年発売予定)だ。

 2022年に発表されて以降、新情報が期待されていた同作は近未来の月面世界を舞台としたSFアクションアドベンチャー。宇宙服姿の「ヒュー・ウィリアムズ」とアンドロイドの少女「ディアナ」の二人の主人公が織りなす冒険が、独自の爽快感と戦略性をもって描かれる。

 ブースには等身大のディアナのフィギュアが飾られ、ひときわ存在感を放っており、ビジネスデーの初日から試遊には80分待ちの長蛇の列が作られた。実際にどのようなゲームになっているのか、体験をレポートしたい。

■月面が舞台の新SFアクションアドベンチャー

 本作の最大の特徴は、ハッキングによるパズル要素と多彩な武器を切り替えて戦うTPSのおもしろさが融合した点にある。「ヒュー」が装備する様々な武装と、それをより効果的に扱える謎の少女「ディアナ」によるハッキング機能の組み合わせによって、独創的な戦闘体験が生まれているのだ。

 今回の試遊では、その独自の戦闘システムが体感できるものになっており、気絶したヒューを金髪の少女ディアナがやってきて修理するところからスタート。意識を取り戻したヒューの前に、月面施設の管理AI「IDUS」が起動させたロボットが現れ、二人を排除しようとする。ヒューは銃弾を叩き込むが、そのままでは装甲が分厚いためまるで攻撃が効かない……。そこで活躍するのがディアナのハッキング能力だ。

 戦闘は三人称視点のTPSになっており、ヒューにおんぶされたディアナが、背中越しにロボットたちをハッキングすることで、ヒューの射撃が通るようになる。つまり、ハッキングを行い、銃を撃つという2人1組の連携プレイが本作の醍醐味となる。

 ハッキング自体は簡単なパズルとなっており、銃を撃つのと同じように L2ボタンで敵に照準を合わせ、ハッキングパネルを開く。PS5ではコントローラー右部分の「△」が上、「○」が右、「×」が下、「□」が左に対応しており、ゴールの実行ノードまで一筆書きをすることで敵の弱点が見つかるという仕組みだ。

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