■6歳から海賊稼業を続ける女海賊率いる「ビッグ・マム海賊団」
白ひげ海賊団と同様に、ロックス海賊団の壊滅後に独立した“ビッグ・マム”こと「シャーロット・リンリン」が立ち上げた「ビッグ・マム海賊団」。何よりも血縁を重視しており、ビッグ・マムの43人の夫と85人の子どもを中心に組織されている。
子どもたちのなかには、懸賞金が億超えの猛者も多く、悪魔の実の能力を持つ優秀な部下を多数擁する。そしてビッグ・マム自身も幼少の頃から海軍に「生まれついてのモンスター」と呼ばれ、まだ5歳という幼さで、巨人族の英雄ヨルルを殺害。巨人族の村を半壊させるなどの恐ろしい力を見せた。
ちなみにビッグ・マムの身長は8メートル超え。肉体の頑丈さ、腕力は凄まじいが巨人族ではなく、れっきとした人間である。
以上が、大海賊時代以前から活躍していた伝説の大海賊たちだ。作中には、白ひげとビッグ・マム以外の海賊の描写シーンはほとんどないが、逸話として残っている部分だけでも、当時の猛者のすごさが伝わってくる。
そしてルフィたちの世代の活躍は、後世にどのように語り継がれるのか想像してみるのも面白い。