■大艦隊を擁した強豪「金獅子海賊団」
劇場作品『ONE PIECE FILM STRONG WORLD』に登場した「金獅子海賊団」。その大親分である“金獅子”のシキは「フワフワの実」の能力者で、かつてはロックス海賊団の船員として、ロジャーのような猛者としのぎを削った伝説の大海賊である。
性格は残虐ながら極めて辛抱強く、狡猾で用意周到。部下から世界を獲るための準備に20年は必要といわれると、その提案をあっさり受け入れ、20年間も潜伏し続けた。
戦闘能力も非常に高く、「エッド・ウォーの海戦」と呼ばれた戦いではロジャーと互角に争い、突然の悪天候による痛み分けに終わっている。
その後、ロジャーが海軍に捕まったニュースを知ったシキは激怒し、単身で海軍本部を襲撃。海軍の猛者たちが集うマリンフォードを半壊させるほどの暴れっぷりをみせ、最後はガープらによって捕まった。
その結果、大監獄インペルダウン送りになったが、海楼石の足かせを自身の足ごと斬り落として脱獄。その後、ルフィたち麦わらの一味と戦いとなり、一味の主要メンバー全員を相手に圧巻の強さを見せたが、最後はルフィの一撃で海に沈んだ。
■規格外の能力を持つ男が率いた「白ひげ海賊団」
ロックス海賊団の壊滅後に“白ひげ”「エドワード・ニューゲート」が立ち上げた「白ひげ海賊団」。全盛期の白ひげは、あのロジャーと三日三晩戦い続けても決着がつかなかったほどの強さを誇る。
荒くれの海賊たちを“息子”と呼んで家族のように扱い、その息子たちも白ひげを“オヤジ”と呼び、慕っていた。そんな白ひげは「世界を滅ぼす力」とも呼ばれた「グラグラの実」の能力を持ち、さらに「覇王色の覇気」の強さも世界屈指。
ロジャー亡き後は世界中から恐れられ、「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」にもっとも近い男ともいわれた。