■戦略を練って勝利を目指せ!『ステイアライブ サバイバルゲーム』
最後は、『ステイアライブ サバイバルゲーム』だ。1973年に発売された頭脳系ボードゲームの名作『生き残りゲーム』といえば、覚えている人も多いのではないだろうか。
一時絶版状態になっていたが、2003年に「ハナヤマ(当時:はなやま玩具)」から『STAY ALIVE!サバイバルゲーム』がリリースされ、2020年には『ステイアライブ サバイバルゲーム』という名前でリニューアル復刻されている。「ステイアライブ」というのは、初代作のアメリカ版のタイトルだ。
リニューアルといっても、基本的なルールは変わらない。盤上の64の溝に自分の色の玉を乗せ、各プレイヤーはスライドレバーを動かして穴を作り出し、他プレイヤーの玉を落としていく。自分の玉が最後まで残れば勝ちだが、勝利を掴むためにはどこをどう動かすかの戦略を練ることが大切になる。
シンプルなゲームながらやり込み要素が深く、スライドレバー同士の組み合わせを変えれば、なんと16億2570万2400通りのパターンで遊ぶことができるのも魅力の一つだ。
数十年の時を経て蘇った昔懐かしいおもちゃたち。大人になって遊んでみると、大きさや性能に新たな発見があるはずだ。物価が高騰している現代でもお手頃価格で販売されている商品が多いので、童心に返って遊んでみてはいかがだろうか。