『ゴールデンカムイ』杉元佐一役にも起用! “漫画実写化無双”山﨑賢人はいつから実写で重宝されるように?の画像
山﨑賢人さん (C)ふたまん+

 2014年8月から『週刊ヤングジャンプ』で連載が開始され、2022年4月に壮大な物語が最終回を迎えた野田サトル氏による漫画『ゴールデンカムイ』。コミックス29巻の発売と同時に実写映画化の企画が明らかになったが、注目のキャストは2023年8月30日に発表。主人公・杉元佐一役として、多くの実写化作品に出演してきた山﨑賢人さんが起用されることが分かりSNSでは関連ワードが軒並みトレンド入りを果たした。

 漫画原作の映画に出演し数多くの作品をヒットに繋げてきた山﨑賢人さん。なぜここまで多くの実写化作品に重宝されるのか、今回は彼の出演してきた作品を改めて振り返ってみたい。

■“壁ドン王子”として恋愛作品への出演が話題に

 2012年公開の少女漫画原作の映画『今日、恋をはじめます』に出演し、以来しばらくは少女漫画のヒロインの相手役が目立った山﨑さん。

 そんな彼の名前を一躍有名にしたのが、2014年に公開された、剛力彩芽さんの映画初主演作となる映画『L・DK』だ。渡辺あゆさんの同名漫画を原作とした同作は、一人暮らしをする女子校生がとあるハプニングで「学校の王子」と同居することになるという内容で、山﨑さんはヒロインの相手役・久我山柊聖を演じた。

 劇中で披露した「壁ドン」が話題となり、この年の流行語トップ10に選ばれるほどに。この作品以降、山﨑さんは恋愛作品への出演が続き、『ヒロイン失格』(2015年)、『orange-オレンジ-』(2015年)、『オオカミ少女と黒王子』(2016年)など少女漫画の実写映画に起用されるようになる。

 身長178センチ、優しそうな甘いマスクながら男らしさを感じる仕草や表情。いずれの作品も実写化が見事にハマり、少女漫画のような恋愛に憧れる女子の心を射抜いた。

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