『東リベ』今田美桜に『ろくでなしBLUES』小沢真珠も…ヤンキー漫画の実写化作品に出演したかわいすぎる“清純派ヒロイン”たちの画像
(C)和久井健/講談社 (C)2020 「東京リベンジャーズ」製作委員会

 ヤンキー漫画に登場するヒロインは、作品において欠かせない存在だろう。男臭い物語のなかに咲く一輪の花のような存在の彼女たち。そんな彼女たちを、実写化作品で演じてきた女優たちもまた、原作に負けないかわいさのヒロインばかりだ。そこで今回は、ヤンキー漫画の実写化作品に出演していた清純派ヒロインをご紹介していこう。

■大ヒットシリーズでかわいすぎると話題に!『東京リベンジャーズ』橘日向役:今田美桜さん

 いま旬なヤンキー漫画といえば、和久井健さんの『東京卍リベンジャーズ』だろう。2021年に実写映画化を果たした本作は、北村匠海さんが主人公の花垣武道を演じ、吉沢亮さんや山田裕貴さんなど人気俳優たちが脇を固めた豪華なキャストも話題となった。

 その人気はとどまらず、2023年4月、6月に前後編にわたる2部構成の続編が公開され、大ヒットとなっている。

 そんな本作でヒロインをつとめるのは、橘日向役の今田美桜さんだ。武道が中学2年生のころ交際していた日向は、12年後の未来“とある抗争”に巻き込まれ命を落としてしまう。日向を救うため、武道は12年前にタイムスリップをして悲しい未来を変えようとする、という本作になくてはならない存在の日向。(映画版では10年前という設定に変更)

 武道のことを心配し、すこしおせっかいなところもかわいらしい日向だが、実写化した今田さんの破壊力はすさまじかった。大きな瞳が印象的な大人気の今田さんだが、悲しい結末を迎える運命にあるヒロインというなんとも儚げな設定によって、より魅力的に見えてくる。

 こんな彼女なら、命を張って守りたいと心から思えるのも分かる。まさに令和時代を代表するヒロインの1人であろう。

■彼女でなければとファンも納得のハマり役!『ナンバMG5』藤田深雪役:森川葵さん

 小沢としおさん原作の『ナンバMG5』は、間宮祥太朗さん主演で2022年にテレビドラマ化を果たしている。ヤンキー漫画の鉄板ともいえる、“高校に入ってヤンキーになる”というセオリーの真逆を描いた異色のヤンキー作品である本作。

 家族がヤンキーばかりというヤンキー一家に生まれ育った難破剛が、家族に内緒で真面目な学生生活を送るのだが、お人好しな性格が災いし、望まなくとも弱者を守るためにケンカをしなければならなくなる……というストーリー。

 本作のヒロインは、剛が想いを寄せている藤田深雪を演じた森川葵さんだ。深雪もまた剛に好意を寄せているように見られるが、その想いは“弟のようで守ってあげたい”と、少しずれた方向に向いている。さらに美術部なのに美術センスが皆無……など、抜けたところもまた魅力的な愛されヒロインである。

 深雪を演じた森川さんは、「普通じゃないヒロインなので、私向きなのかなと感じました」と、当時のインタビューで話していたが、原作ファンからも「森川さんでしか成立しない」と絶賛する声が多く寄せられていた。

 ある意味、“ヤバすぎるヒロイン”の深雪を見事に演じきった森川さん。清純派の見た目でなかなか破天荒なギャップを持つ深雪もまた、記憶に残るヒロインの1人となった。

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