■『プロ野球ファミリースタジアム』カセットのみの中古価格:100円~300円
1986年にナムコから発売された、今も続く人気野球ゲームシリーズ「ファミスタ」の1作目。こちらも『ゴルフ』同様に、ショップによっては100円の値で購入可能なソフトです。
非の打ち所がない完成度の高い野球ゲームで、これ以後の野球ゲームが全てこの『ファミスタ』っぽいゲームになってしまったと言っても過言ではない、野球ゲームの基礎を作った伝説的ゲーム。
筆者もそうですが、当時このゲームで野球のルールを覚えたという人も少なくないはず。自分の子どもに野球を教える目的で遊ばせてみるのも有りなゲームではないでしょうか。
なお同作は登場選手を変えてシリーズ化されており、ファミコン最終期のタイトルである『ファミスタ’94』になると箱・説明書付きで6000円以上という、なかなか手が出せない価格になっていたりします。
■『ドラえもん』カセットのみの中古価格:100円~500円
1986年にハドソンから発売されたアクションゲーム。
今現在様々な『ドラえもん』を題材にしたゲームが発売されていますが、家庭用ハードとして発売された第1作目が本作品。こちらも国内で100万本を超えるヒットを記録したタイトルで、そのため現在でもワンコインで購入可能となっています。
アニメ作品という性質上、アーカイブスなどで配信されたことが無い作品であり、本作品を遊びたい場合はこのファミコンソフトを買うしかありません。
内容は3ステージ構成となっており、プレイヤーはドラえもんを操作して各ステージに捕らえられた仲間を救出しながらボスを撃破するというもの。やや難易度が高めですが、ある程度やりこめばクリアでき、当時のファミコンでありがちだった理不尽さもなく、現在の子どもでも楽しんで遊べそうなタイトルのように思います。
また同作は権利的にアニメの原曲が使われておらず、ドラえもんっぽくアレンジされたBGMが使用されていますが、いずれも名曲ばかり。これらの曲を聞くためだけにでももう一度ソフトを手に入れて欲しいところです。
なお、ワンコインで購入できる『ドラえもん』ですが、ファミコンでは1990年にエポック社から『ギガゾンビの逆襲』というRPG作品がリリースされておりまして、こちらは当時でもマイナーだったこともあり、箱・説明書付きで5000円以上の値が付けられています。
以上、今回は厳選して5本ご紹介しましたが、500円以内で買うことができるファミコンはまだまだたくさんあります。リサイクルショップや専門店に足を運んで、当時遊んでいたゲームやお気に入りの1本を見つけて当時を懐かしんでみてはいかがでしょうか。