■魔法少女系作品の中のマスコットキャラ


「ボクと契約して、魔法少女になってほしいんだ」というセリフで『魔法少女まどか☆マギカ』の幕開けを告げるのは、一人称が「僕」の可愛らしい白い生物・キュゥべえ。演じるのは、加藤英美里。『〈物語〉シリーズ』の八九寺真宵などで知られる加藤の愛らしい声は、本作後半で視聴者の度肝を抜いた。その後、加藤は『がっこうぐらし!』でも太郎丸という犬のキャラクターを演じているのもおもしろい。

 ちなみに、『まどか☆マギカ』で巴マミ役を好演した水橋かおりは、同作出演以前に『魔法少女リリカルなのは』シリーズでユーノ・スクライアという、フェレットに変身するキャラクターを演じている。つまり、魔法少女とマスコット的キャラの両方を演じているのだ。
 

 また92年に放送されたアニメ『美少女戦士セーラームーン』で水野亜美=セーラーマーキュリーを長く演じた久川綾も同様に、戦う少女とマスコットを両方演じたキャリアの持ち主。後年の『カードキャプターさくら』のケロちゃんことケルベロス役という、主人公・さくらと行動をともにする守護獣役で、その引き出しの多さを見せつけている。

 これからも多くのアニメ作品で登場するであろう、マスコットキャラたち。その存在は作中の癒やしであり、思わぬ活躍で視聴者を魅了する存在として欠かせないもの(たとえば、アニメ『銀魂』シリーズのエリザベスのように!)。アニメスタッフの遊び心に溢れた形で登場するケースもあり、まさに目が離せない。ぜひ、可愛いだけじゃない存在感を放つ、あなたの推しマスコットキャラ&声優を教えてほしい!

 

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