『ドラゴンクエスト12』ドラゴラムにモシャスも! 美麗グラフィックのもと復活してほしい呪文3選の画像
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 1986年に初代『ドラゴンクエスト』がファミリーコンピュータ用ソフトとして発売され、日本を代表する国民的RPGとなった『ドラクエ』シリーズ。ナンバリングタイトルはこれまで『11』まで作られており、2021年5月27日の「ドラクエの日」には最新作『ドラゴンクエストXII 選ばれし運命の炎』の制作が発表となった。それから約2年の間追加の情報はいっさいないが、一体どのような作品になるか想像を膨らませているファンは多いだろう。

 ストーリーは、キャラクターは、システムはどのようなものか、ひとつひとつ考えるだけで夢が膨らむが、細かい部分も気になるところ。たとえば『ドラクエ』では近年の作品で姿を消してしまった呪文も少なくないが、美しく進化した最新グラフィックでそれらが「再登場する」なんて展開もあるかもしれない。そこで今回は、最新グラフィックで見てみたい「復活してほしい呪文」を3つピックアップした。絵的におもしろいものや迫力のある呪文を選んだので、ぜひご確認いただきたい。

■巨大な竜となって敵を焼き払う!

『ドラクエ』といえばドラゴン、ドラゴンに変身する呪文といえば「ドラゴラム」だ。

 ドラゴラムはドラゴンに変身し、物理攻撃や強力なブレス攻撃で戦う呪文。強い代わりに消費MP(マジックポイント)が多いことと、操作不能になることが特徴だ。また、基本的に呪文効果を打ち消す特技「いてつくはどう」を使われるか戦闘不能に陥らない限り、その戦闘ではドラゴラムの効果は継続する。

 ドラゴラムは『ドラクエ3』に初登場し、強力なブレス攻撃で猛威を振るった。『ドラクエ7』を最後にナンバリングシリーズからは姿を消してしまったが、派生作品の『ドラゴンクエストヒーローズ1・2』では、マーニャの必殺技として使用できる。

 やはりドラゴンは『ドラクエ』にとっての象徴的存在でもある。ぜひ戦闘中のフィールドを駆け回り、最新グラフィックでブレスの演出を見てみたい。使い手によってドラゴンのデザインが変わるなどという展開があったり、敵モンスターとのサイズ感を強調すると、戦闘そのものに迫力を感じられそうだ。

 3Dのモデリングは困難かもしれないが、『ドラクエヒーローズ』で再現されているので、もしかしたら次回作でも実現があるのでは。また『12』のサブタイトルには「運命の炎」とある。ドラゴラムによる炎を期待するのはあながち間違いではないかもしれない。

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