■これだけでSwitchを買う価値がある!?『ゼルダ』完全新作

 最後にご紹介するのが、5月12日にNintendoSwitchで発売予定の『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』。

 Switchの発売と同時にリリースされたローンチタイトル『ブレス オブ ザ ワイルド』の続編と位置付けられ、発売延期を経てついに今年発売される運び(予定)となりました。

 Switch最古ソフトでありながらSwitch最高傑作との呼び声も高い『ブレス オブ ザ ワイルド』。ストーリー・ゲームの自由度・やり込み要素などとにかくゲーム性が豊かで、何時間プレイしても「いつまでも楽しいゼルダ」としてゲーム実況を中心に人気が広がっていき、今年の3月で発売から6年が経過するソフトですが、いまだに人気ランキングに入ってくることもあるような世界的なモンスタータイトルでした。

 そんな超人気作の続編ともなれば、期待値はどんどん高まりますよね。

 トレーラームービーでは浮かぶ島から雲に向かって飛び降りていくリンクの姿があるように、あれだけ自由に走り回れた『ブレス オブ ザ ワイルド』ですら行けなかった「天空」まで舞台になるようで、以前より世界の広さはパワーアップしている様子。

 ただ、続編と聞くと、「はじめて遊ぶには抵抗がある……」という人もいるかと思いますが、ゼルダの伝説は時系列がめちゃくちゃややこしいので、すべてを理解するのはプレイしている人でもかなり困難です。なので、はじめてのゼルダでもきっと大丈夫。むしろ、本作で興味を持って過去作を遊んでみるきっかけにするのもよいのではないでしょうか。

 トレーラームービー以上の情報がほとんど明かされていないので、ゲームの全貌はまだまだヴェールに包まれていますが、正直『ブレス オブ ザ ワイルドの続編」というだけでもう絶対面白いです。これをプレイするためだけにSwitchを買ってもいいくらい。

 もしSwitchしか持っていないという人は、5月12日に発売予定の本作を買って、クリアしたころにSwitch版『ホグワーツ・レガシー』を続けてプレイしてはどうでしょうか。とんでもない充実した夏になりそうです。

 2023年は早くもアワード候補作が目白押し。この3作のどれかが落選するのかと思うととんでもない激戦になるなと、発売前からソワソワします。

■期待の新作はほかにもたくさん!

 2023年はほかにも、音楽とHD-2Dの美しいグラフィックが特徴のRPG『オクトパストラベラーII』が2月25日に発売予定、シリーズ人気作のリメイク作『バイオハザードRE:4』が3月24日に発売予定、と注目作品だらけ。今後、突然発表される伏兵の新作が異次元の面白さを秘めている可能性もあり、今年もゲームに目が離せません。

 個人的に注目しているのは、あの名作『moon』などを開発した木村祥朗さんが代表を務めるOnion Gamesが、今年新作RPGを発売予定だと公式メルマガにて告知されていたので、そちらも個人的には非常に楽しみにしています。

 みなさんが今年注目している作品は何ですか? 1月だというのに気が早いですが、もう「積みゲー」が溜まっていく気がしてなりませんね。

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