●アニメージュとジブリ展とは

作り手と見る人をつないだ雑誌

本展は、雑誌「アニメージュ」(徳間書店)の1978年創刊当時から80年代に焦点を当てた展覧会です。今から40年以上前、アニメが大きく飛躍した時期がありました。若いアニメファンが熱狂した「宇宙戦艦ヤマト」「機動戦士ガンダム」らの作品。その作り手たちの生の言葉を伝えた雑誌、それが「アニメージュ」です。雑誌がつないだ作り手と見る人のキャッチボールが、今につながる日本のアニメーションの隆盛をもたらしました。
 

高畑勲・宮崎駿と出会った雑誌

多くのアニメの作り手を見出してきた「アニメージュ」は、二人の才能と出会います。高畑勲と宮崎駿です。「アニメージュ」の連載から生まれた映画「風の谷のナウシカ」。自分たちの納得できる作品作りの新しい場・スタジオジブリの第1作「天空の城ラピュタ」。そして高畑・宮崎両監督そろい踏みの「火垂るの墓」「となりのトトロ」へ。「アニメージュ」は雑誌でありながら、二人の作品を送り出し、また彼らの言葉を見る人に伝え続けたのです。
 

もうひとつのスタジオジブリ誕生物語

かつて雑誌作りとアニメーション映画制作が非常に近い時代がありました。本展覧会では、雑誌「アニメージュ」が多くのアニメ作品の誕生と発展に果たした役割を豊富な誌面展示と貴重な制作資料とで振り返ります。そのことで、「アニメージュ」を作った人たちが、同じ精神でスタジオジブリを立ち上げ、現在まで作品を送り届けているということを示します。
 

●アニメージュについて

1978年5月26日に創刊した日本初の本格的商業アニメ雑誌・月刊「アニメージュ」(徳間書店)。アニメ雑誌のパイオニアとして、それまで作品の裏方として決して脚光を浴びることのなかった業界内部、作家や制作に関わる方々をクローズアップし、場面写真や制作の舞台裏を見ることができるインタビュー記事を掲載するなどファンからのニーズに応えてきました。「風の谷のナウシカ」のアニメーション映画化でスタジオジブリ設立のきっかけとなった本誌は、2023年に創刊45周年を迎える今もアニメとファンをつなぐ橋渡し役です。
 

●展覧会チケット販売について

本展の入場は全日日時指定制となります。事前にご来場日時をお決めいただきチケットをご購入ください。なお、各日時数量限定のため入場日時により完売の場合がございます。

・入場日時指定券

【前売】一般 ¥1,300/高校生 ¥800/中学生 ¥600/小学生 ¥400
【当日】一般 ¥1,500/高校生 ¥1,000/中学生 ¥800/小学生 ¥600
※日時指定券をお持ちでない方のグッズコーナーのみの入場は不可とさせていただきます。
※1/3(火)以降は、全日程、当日料金となります。なお、前売時に完売した場合は当日券の販売はございません。

・販売スケジュール

【前売】2022年11月12日(土)10:00~
【当日】2023年1月3日(火)0:00~各日、各入場開始時間まで
※先着順となります。

・購入方法

アソビュー!にて販売をいたします。
詳細はアソビューウェブサイト(https://www.asoview.com/channel/tickets/bw7xw9rKis)よりご確認いただけます。
 

《開催概要》
「アニメージュとジブリ展」
2023年1月3日(火)-1月23日(月)

会場:松屋銀座8階イベントスクエア
開場時間:午前10時-午後8時 ≪日時指定制≫
※1月9日(祝月)、15日(日)、22日(日)は午後7時30分まで ※最終日は午後5時閉場、入場は閉場の30分前まで

入場料:
【前売】一般 ¥1,300/高校生 ¥800/中学生 ¥600/小学生 ¥400
【当日】一般 ¥1,500/高校生 ¥1,000/中学生 ¥800/小学生 ¥600

企画制作:株式会社ニュートラルコーポレーション
企画協力:株式会社スタジオジブリ・三鷹の森ジブリ美術館
協力:株式会社徳間書店、マクセル株式会社、特定非営利活動法人アニメ特撮アーカイブ機構
問合せ:松屋銀座 03-3567-1211(大代表)

展覧会公式HP:https://animage-ghibli.jp/
展覧会公式Twitter:@animage_ghibli

※新型コロナウイルス感染症拡大の状況により営業日・営業時間が変更となる場合がございます。詳しくは松屋銀座ウェブサイト(https://www.matsuya.com/ginza/)をご覧ください。

©Studio Ghibli ©Kanyada

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