ゲーム『ドラゴンクエスト』シリーズには、数々の呪われた武器が登場している。名前の禍々しさはさることながら、装備時に流れるおどろおどろしいＳＥが印象に残っている読者も多いのではないだろうか。
初期作ではドット絵と不気味な名前から形状を想像していたこれらの武器だが、攻略本などではデザインや設定が書かれており、不安を抱きながらも「装備したい」という好奇心を抑えられない不思議な魅力を放っている（もちろんセーブをしたうえで装備すると思われる）。そこで今回は歴代『ドラクエ』ナンバリング作品に登場した「呪われた武器」について、攻略本などに書かれた豆知識を紹介したい。
■呪われた武器と言えば「はかいのつるぎ」
まずは『ドラクエ２・３・７』に登場してきた呪われた武器「はかいのつるぎ」。邪悪な魂が宿っている剣であり、この世のモノとは思えない絶大な力で周囲に破壊をまき散らすと言われている。
鍔部分や刀身には骸骨がデザインされ、切っ先は斧のフォルムといういかにも恐ろしい見た目をしている。その攻撃力はどの作品においても高く設定されており、また会心の一撃が出やすくなる効果をもっている。ただし呪いによって一定の確率で動くことができなくなるデメリットがあるため、通常プレイでそのまま装備することはあまりないのではないだろうか。
また、大人になった今振り返ると、思わずつっこみを入れたくなる入手方法があるのが「はかいのつるぎ」。『ドラクエ２』では「ドラゴン」や「ギガンテス」や「アトラス」といったモンスターがドロップするが『ドラクエ３・７』においてはなんと店頭で販売されている。はかいのつるぎが一般の流通経路で手に入るとは、なんと恐ろしい世界なのだろうか。
ちなみに、かっこよさステータスが実装されている『ドラクエ７』においては、はかいのつるぎは「０」となっており、かっこよくもかっこ悪くもならない。筆者はかっこよくなると思いこんでいた……。
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