■『ファイアーエムブレム 風花雪月』
任天堂から発売されているシミュレーションRPGの傑作『ファイアーエムブレム』シリーズ。30年以上の歴史を誇る任天堂の人気シリーズで、育成要素の自由度の高さや重厚な展開のマルチシナリオなど、シリーズを重ねる度にやりこみ要素が増えている点が特長だ。
シリーズ最新作『ファイアーエムブレム エンゲージ』が2023年1月20日に発売されることも発表されたばかりだが、やりこみ要素という面で、前作にあたる『ファイアーエムブレム 風花雪月』もオススメしたい傑作。
『風花雪月』では、プレイヤーは士官学校の教師として、生徒である味方キャラクターを指導することで、自由に育成することが可能。鍛え方や兵種によって成長の仕方や習得するスキルも変化するため、自分だけの育成を考えるのも醍醐味だ。
そしてストーリーもマルチストーリーかつマルチエンディングを採用。すべてのエンディングを見ようと思ったら、かなりやりこむ必要がある。なによりストーリーの進め方によって所属勢力が異なってくるため、味方だったキャラクターが別のストーリーでは敵として立ち塞がるような展開も魅力の1つだ。
サブクエストなどを完全網羅しながらクリアを目指すと40時間ほどはかかるボリュームだが、育成面などのやりこみ要素までガッツリ楽しもうとしたら、ゆうに100時間以上は楽しめるはず。
もし最新作の『エンゲージ』発売のニュースで最近の『ファイアーエムブレム』に興味を持った方がいたら、その前に『風花雪月』を遊んでみるのも一興だ。
今回は、個人的にやりこみ要素がオススメの3作品を紹介してきた。もちろん、どの作品も本編クリアまでの面白さも折り紙つきなので、1周目で気に入った方はクリア後のお楽しみ要素や、やりこみ要素をとことん楽しんでもらいたい。