プレイして愛着の湧いたゲームは、せっかくなら少しでも長く遊びたいもの。メインストーリーをクリアしたら「それで終わり」というのは少々味気ない。そんなプレイヤーにとって救いとなるのが、ゲーム本編のクリアとは別に、長くゲームを堪能できる“やりこみ要素”の存在だろう。
本記事では個人的にハマった、やりこみ要素のある傑作ゲームをご紹介。現行のハードでじっくり遊べる、歯ごたえのあるゲームをお探しの方は参考にしてみてほしい。
■『LOST JUDGMENT(ロストジャッジメント) 裁かれざる記憶』
『LOST JUDGMENT』は、セガから発売されているアクションアドベンチャー。「龍が如くスタジオ」制作のゲームで、2018年に発売された『JUDGE EYES:死神の遺言』の続編にあたる。本作は『龍が如く』シリーズと世界観を共有しているが、単体でも問題なく遊べる。
このゲームの魅力は木村拓哉を筆頭に、豪華俳優陣が演じる個性豊かなキャラクターと、多くの謎や伏線が散りばめられた秀逸なリーガルサスペンスストーリーにある。最初は「キムタク」のインパクトに目が行きがちだが、次第に彼の演じる主人公の探偵「八神隆之」へと違和感なくシフト。物語に没入できる。
メインストーリーは20時間程度でクリアできるボリュームだが、前作に引き続きクリア後のお楽しみや、寄り道要素が充実。とくに本作から追加された新要素「ユースドラマ」はプレイしなくても本編は進められるものの、高校に潜入する多彩なサブストーリーやミニゲームが楽しめる。
これらのサブストーリーや豊富なミニゲームなどをすべてやりこむには100時間はかかると言われているので、やりこみ要素好きのプレイヤーにはたまらない。また本作はDLCコンテンツも充実されているので、どっぷり作品にハマったファンは追加シナリオなどまで網羅し、とことん『LOST JUDGMENT』の世界を遊び尽くすことが可能だ。