■2018年の作品には芦田愛菜が出演

 2018年『劇場版ポケットモンスター みんなの物語』には、言わずと知れた伝説の子役、芦田愛菜(18)が出演。舞台となるフウラシティの市長、オリバーの娘のラルゴを演じた。ラルゴは、人々から恐れられている幻のポケモン・ゼラオラとひょんなことから関わりを持ち、作中のキーパーソンになっていく。

 サトシら一行が訪れたフウラシティは1年に1度の祭り、風祭りでにぎわっていた。だが、風祭りの最終日に幻のポケモン・ルギアが人々とポケモンが仲良くしているのを確認すると、また来年も「恵みの風」を吹かせてくれるという言い伝えにもかかわらず、どういうわけか風がまったく吹かなくなってしまう。ラルゴらゲストキャラクターと、サトシ一行がその試練にどう立ち向かい解決したのかが見どころだ。

 芦田は当時14歳ながら、2010年から『怪盗グルー』シリーズでアグネス役の吹き替えを務めていたり、2012年のアニメ映画『マジック・ツリーハウス』で主演のアニー役を務めていたりとキャリアはバッチリ。

 声優として全く違和感のない、芦田のまっすぐ伸びやかな声を活かした素直な演技だった。

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