2022年は、テレビアニメ『ポケットモンスター』の25周年メモリアルイヤー。
それを記念して過去の映画シリーズをリバイバル上映する企画「夏の思い出、ゲットだぜ! 25周年ポケモン映画祭」が開催されることが発表された。
現在、映画祭の特設サイトでは7月1日23時59分までアンケート投票を受けつけており、歴代23作品のポケモン映画の中から1人につき1回だけ劇場で見たい作品を投票することができる。
結果は7月15日にテレビアニメ『ポケットモンスター』(テレビ東京系)で発表の予定で、8月11日~9月8日に投票で選ばれた3作品が全国の劇場でリバイバル上映される。
記念すべき1997年の第1作、『劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲』では市村正親(73)がゲスト声優としてミュウツーを演じたが、超一流のミュージカル俳優・市村の迫力ある演技が記憶に残っているポケモンファンも多いだろう。
そこで、本記事では劇場版『ポケモン』シリーズに、ゲスト声優として登場した意外な芸能人たちを振り返りたい。
■お嬢様タレントや元グラビアアイドルの女優も
まずは、2002年の映画『劇場版ポケットモンスター 水の都の護神 ラティアスとラティオス』。イタリアのヴェネツィアをモデルにした架空の街・アルトマーレの美しい街並みやサントラ、切ない展開などで不動の人気を誇る同作品には、お嬢様キャラで有名な神田うの(47)と、元グラビアアイドルで女優として活躍する釈由美子(44)がゲスト声優として出演していた。
神田と釈は“怪盗姉妹”を熱演。神田が姉のザンナー、釈が妹のリオンを演じ、悪女2人組としてサトシら一行に立ちはだかった。ザンナー、リオン共に艶っぽい声の美女ながら行動は極悪そのもので、怪盗姉妹はアルトマーレの秘宝、「こころのしずく」を強奪。その結果アルトマーレは崩壊の危機にさらされる。
だが、どこか憎めないキャラなのは、神田演じるザンナーのおっとりとした声や、釈演じるリオンのクールで落ち着いた声のたまものだ。